人間は何を欲するのか? 〜社会科の学びの出発点〜
中学校社会科のパフォーマンス課題の例【実際に使ったものも掲載】
モチオカ(望岡 慶)
目次
方針(願い)


地理・歴史・公民とは?

社会科教員の役割とは?「わかりやすく教える」以外に何があるのか?

生徒に「歴史を学ぶ意味って何なの?」と聞かれたら

社会科の目標とは?社会科で身につけたい力とは?

なぜ社会科を学ぶのか?目的・意義とは
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地理のパフォーマンス課題

中1
世界各地の人々の生活と環境
- どこに住みたい?
-
あなたはどこで暮らし、どんな生活をしたい?
以下の①〜⑤について、理由とともに。
- ①熱帯なら、ここでこんな暮らしがしたい!
- ②乾燥帯なら、ここでこんな暮らしがしたい!
- ③温帯なら、ここでこんな暮らしがしたい!
- ④亜寒帯なら、ここでこんな暮らしがしたい!
- ⑤寒帯なら、ここでこんな暮らしがしたい!
また、①〜⑤のうち一番どこがいい?理由とともに。
この問い対する自分の考えを持つことが単元の目標。単元末にレポートを完成させる。
この問いに答えるためには、人々が各気候のもとでどんな生活をしているのか?について大まかに知っていなければいけない。
教科書で事例として挙げられている場所はNG。自分で探す。
それぞれの気候帯での生活の特徴を書き、その特徴に対する価値判断を書く。
※例えば「熱帯は暑いから嫌」だけだと、特徴を指摘しているに過ぎないので理由として不十分。なぜ暑いと嫌なのか?という(自分なりの)価値判断の根拠まで盛り込むことで、(自分なりの表現の)説得力が増す。
Q
→【中1地理】1学期のシラバス案(地域構成、気候と人々の生活)
世界の諸地域
- Coming Soon
Q
中2
地域調査の手法
- 「えぇ~街プラン」
Q
日本の地域的特色と地域区分
- 「日本プレゼン」①
今考えると、「日本の魅力」だけじゃなくて「日本の弱点・課題」も考えさせるべきだったなと思う。 単元末にレポートを完成させる。
この問いに答えるためには、日本の主な特徴について大まかに知っていなければいけない。
考えるヒントとして、以下のプリントを提示した。
評価
実際に実施した時は、複眼思考力のAの条件を「8個以上」から「6個以上」に変更したような・・・(←評価に時間がかかりすぎるから減らした)。
Q
- 「日本プレゼン」②
Q
日本の諸地域
- Coming Soon
Q
歴史のパフォーマンス課題

中1
古代までの日本
- 「紙芝居作家になろう!」
Q
→【中1歴史】1学期のシラバス案(歴史との対話、古代までの日本)
中世
- Coming Soon
Q
中2
近世
- 「老中ロールプレイ」
Q
明治維新と近代国家の形成
- 「大国への道」なぜ日清戦争に勝つことができたのか?
-
Q
中3
二度の世界大戦と日本
- 「戦争の理由」
Q
公民のパフォーマンス課題

中3
人間の尊重と日本国憲法の基本的原則
- Coming Soon
Q
民主政治と政治参加
- 「◯◯◯総選挙」
選挙を疑似体験する(選挙活動から投票行動まで) 実際に生徒が考えたマニフェスト 実際に生徒が考えたマニフェスト 色つきの紙で投票用紙も作成 得票数に応じて、ドント式で議席を配分する
Q