地理の学習の流れ【中学・高校】
モチオカ(望岡 慶)
Summary
地理は「人間の活動と、人間の活動が行われるフィールドを関連づけて考えよう!」っていう科目。
中学・高校ともに、3段階で学ぶ構成になっている。
- フィールドについて大まかに学習【系統地理】
- 人間の活動について大まかに学習【系統地理】
- 各地域について深掘りして学習【地誌】
目次
中学地理
フィールドについて
世界と日本の地域構成
地球というフィールドの全体像と、「世界の中に日本があること」を理解する。
- 地球には大きな海と大陸があって、世界にはたくさんの国がある。
- 地球は球体(→位置の表し方、地図の種類、白夜や四季)
- 日本はどこにある?どこまでが日本?
人間の活動について
気候に応じた人々の生活
中学校の地理は「気候」と「人々の生活」をセットで学ぶ。中学生には具体的にイメージできる事例を扱った方がわかりやすいからだと思う。
生活・文化
人間の生活・行動にはどんなパターンがあるのか?生活・行動とフィールドに関連性はあるのか?
各地域について (1)世界
アジア
アフリカ
ヨーロッパ
北アメリカ
南アメリカ
オセアニア
各地域について (2)日本
日本というフィールドの特徴
日本というフィールドでの人間の活動
九州
中国・四国
近畿
中部
関東
東北
北海道
高校地理
フィールドについて
地形
地球には様々な地形があるが、それらの地形は見た目(高低・形状)やでき方(成因)によっていくつかのパターンに分類できる。
それぞれの地形に応じて、人間の活動のあり方は異なる。
気候
フィールドごとに気候は異なるが、それらの気候はいくつかのパターンに分類できる。
それぞれの気候に応じて、人間の活動のあり方は異なる。
人間の活動について
産業
人間にはどんな欲求があり、その欲求を満たすために何を手に入れようとしているのか(どんな産業を行うのか)?
産業については大まかに2つに分けて学ぶ。
- その土地で行うもの
- 移動・交換に関するもの
分布
人間はどこで暮らしているのか?分布に何か特徴はあるのか?
生活・文化
人間の生活・行動にはどんなパターンがあるのか?生活・行動とフィールドに関連性はあるのか?