【解説】2025共通テスト地理探究 大問6 インド洋とそれをとりまく地域
共通テスト地理(※)で9割超え、理想は満点!を目指していた僕が、実際にどんなふうに問題に取り組んでいたのかを紹介します。(※僕が受験生だった時はセンター試験でした)
70〜80点台で伸び悩んでいる人にとって、きっと参考になると思います!
大きく2つの場面に分けて解説します。
1. 問題を解いている最中の思考
- ① 時間を意識しながら、どうやって答えを特定していくか
- ② 自信がない時・迷った時に、どうやって確証を得るか
2. 解き終わった後の復習(事後学習)
- ③ 教科書知識の確認と、そこからの深掘り・整理
問題
問題は東進ハイスクールさん等のページを参照してください…!
解答番号26 サイクロン
問題を解いている最中の思考
サイクロンって、インド洋で発生する熱帯低気圧で、バングラデシュがその影響を受けやすい・・・っていうくらいの知識しかないー。
南アジア周辺以外のサイクロン被害のことなんてわかんねー・・・って思ったけど、そもそも熱帯低気圧は赤道から少し離れた場所でしか発生しないから、ほぼ赤道直下のエは上陸しないはず。
中心に向かって風が吹き込む熱帯低気圧は、コリオリの力で風が曲がるから起こる現象。赤道直下はコリオリの力が働かない。
地図にわざわざ緯度が書き込まれているのも、エが赤道直下だよってことを伝えたいからだよね、たぶん。
ってことで、サイクロンの上陸頻度が最も低い地域はエ。答えは④。→正解でした!
解き終わった後の復習(事後学習)
コリオリの力とは?
地球は球体が一体となって回転しているため、緯度によって地表の移動速度が違う。
この結果、以下のような現象が生じる。
| 高緯度 → 低緯度(赤道)へ向かう風 | 遅い線速度の場所から速い線速度の場所へ向かうため、地表のスピードに取り残される(西へ曲がったように見える) |
| 低緯度(赤道) → 高緯度へ向かう風 | 速い線速度の場所から遅い線速度の場所へ向かうため、地表よりも先行する(東へ曲がったように見える) |
このように風が曲がったように感じさせる力のことを「コリオリの力」と呼ぶ。
なぜ熱帯低気圧は赤道直下では発生しない?
熱帯低気圧は南北に緯度5度以上離れた海上で発生する。
赤道直下では、台風のエネルギー源である高い水温と大量の水蒸気があっても、コリオリの力がほぼゼロになるため「渦を巻かせる力」が働かず、熱帯低気圧が発達しない。
サイクロンが被害を及ぼす地域は?
- ベンガル湾岸
- アラビア海沿岸
- 南西インド洋
- オーストラリア近海
インド洋って太平洋よりも島が少ないよね?(ってか太平洋が多いのか)
インド洋も大西洋も狭まる境界がないので、火山島が分布しにくいとか?
環太平洋造山帯という狭まる境界(沈み込み帯)があるため、海の縁に大量の火山島が形成される。
太平洋プレートは動きが速く、地下深部からマグマが吹き上がり続ける場所(ホットスポット)の上を移動しているため、プレートの真ん中にも火山島が形成される。
インド洋と大西洋は太平洋に比べて、プレートが沈み込む場所が圧倒的に少ない。
インド洋や大西洋の中央には、プレートが生まれて左右に広がっていく海嶺が走っている。海嶺の火山活動の多くは深海で起こるため、島はできにくい。
※島になるのは、アイスランドのようなマグマの量が多い場所に限られる。
参考:地球が持つエネルギー、地球が受けるエネルギー、人間が活用するエネルギー
解答番号27 インド洋地域の稲作
問題を解いている最中の思考
Aはパキスタンのインダス川流域。
Bはタイのチャオプラヤ川流域。
Cはインドネシアのボルネオ島。
Dはマダガスカル。
灌漑施設を用いず、雨水のみに依存した水田が作れるのは、稲の生育期に降水量が豊富で安定しているからこそ。
逆に、降水量が少ない、もしくは安定していない地域は、河川から水を引く灌漑施設を使わないと水田での稲作は難しい。
パキスタンは基本的に乾燥している。インダス川の水を利用することで農業を行っている地域。だからAが「適当でないもの」。
タイのチャオプラヤ川流域は、夏に海から吹くモンスーンの影響で稲の生育期に降水量が多くなり、安定して稲作を行えるはず。
インドネシアのボルネオ島は熱帯雨林気候。降水量は豊富で安定している。ここも天水だけで稲作ができるはず。
マダガスカルは島の形に沿うように南北に山脈が走っている。ちょうどDで示されている場所は南東からの貿易風が山脈にぶつかる場所なので、雨が降りやすい。確か熱帯雨林気候だったような?貿易風は年間を通して吹き、風向きも安定しているので、Dの地域は年間を通して安定した降水が見込める。天水だけで稲作を行える。
ってことで答えは①。→正解でした!
解き終わった後の復習(事後学習)
ボルネオ島の農業
世界市場向けの大規模なプランテーションが展開されている。特にアブラヤシ栽培。


参考:【解説&掘り下げ】2025共通テスト地理探究 大問1 食料の生産や消費
参考:東南アジアの農業をわかりやすく:なぜプランテーションが盛んなのか?
マダガスカルの農業
自給的農業
- 稲作:マダガスカルの主食は米。
- キャッサバ
- トウモロコシ
- サツマイモ
換金作物の生産
- バニラ:マダガスカルは世界有数の天然バニラ生産国
参考:消費量は日本の2倍! 実はお米大国マダガスカルのワンプレート料理
解答番号28 アラブ首長国連邦、インドネシア、シンガポールの関係
問題を解いている最中の思考
アラブ首長国連邦は産油国。ドバイがある。
砂漠に林立する高層ビルの建設はインドやエジプトなど近隣の国から出稼ぎに来た外国人が行っている。国民よりも外国人労働者の方が圧倒的に多い国。
インドネシアは東南アジアでこれから発展すると見込まれている国。イスラム教徒が多い。人口は2億人を余裕で超えてたはず。
バリ島にある首都ジャカルタは過密状態。ただでさえ人口が多いので、外国人労働者の受け入れニーズはないはず。むしろ送り出し側の国。電気自動車に必要なニッケルが豊富。
シンガポールは東南アジアで最も発展している国で、世界的にも先進国。都市国家で国土面積が狭く、人口も少ない。
が、世界的な金融センターで、東南アジアでビジネスをする際に地域統括本部を置く拠点になっている国なので、外国人が多数駐在している。また、インドなど周辺の発展途上国からの労働者も多数受け入れている。
まず移民数の方がわかりやすそう。インドからの移民が最も少ないクがインドネシアかな。
カとキを比べると、カの方がインドからの移民が多い。アラブ首長国連邦とシンガポールのどちらが、インドから多くの移民を受け入れているんだろう?
インドからアラブ首長国連邦に行く移民は建設業で働く人が多く、アラブ首長国連邦は建設需要が極めて高いので、インドから移民をより多く受け入れていそう。シンガポールは国土面積も小さいし。だからカがアラブ首長国連邦で、キがシンガポールじゃないかな。
カやキからク(インドネシア)への移民の数にも違いがある。
キからインドネシアに向かう人の方が多い。アラブ首長国連邦の人がわざわざ遠いインドネシアに行くイメージはない。より近いシンガポールからの方がインドネシアに多く行っていそうだから、やはりカがアラブ首長国連邦で、キがシンガポールだろう。
輸出額の図を見て、自分の解答に確信を持とう。
キのシンガポールからクのインドネシアへの輸出額が大きい。これはシンガポールが東南アジアのハブ港であり、東南アジアの国にモノを届けたい国がいったんシンガポールの港に集めてから、各国に輸送する(シンガポールを介して中継貿易している)という形になっているからだと思う。
カのアラブ首長国連邦とインドの間で輸出入ともに貿易が盛ん。乾燥地帯が多く自国で十分な農業ができないアラブ首長国連邦は、インドで生産したコメなどの農作物を輸入している。一方、アラブ首長国連邦はインドに石油を輸出している。って考えると、やっぱりカがアラブ首長国連邦で間違いない。
ってことで答えは②。→正解でした!
解き終わった後の復習(事後学習)
- 経済のハブで労働力受け入れ国としてのアラブ首長国連邦とシンガポール
- 労働力送り出し国としてのインドとインドネシア
という対比をテーマとした問題。大事なテーマ!
アラブ首長国連邦、インド、シンガポールの関係は?
アラブ首長国連邦、シンガポールともに、インド市場にアクセスする重要拠点であり、インドからの労働者受け入れ国。

アラブ首長国連邦のドバイは石油依存からの脱却を早くから進め、観光、金融、物流のハブとしての地位を確立している。多国籍企業のアフリカ〜中東〜南アジア地域統括拠点としても機能。特にインドとの結びつきが強い。
ドバイは、インド・パキスタン・バングラデシュ・エジプトなど、労働力が豊富で英語も通じやすい国々に近い。
これらの国々はいずれも旧イギリス植民地で、英語との親和性が高く、なおかつ有り余る労働力を抱えている。世界的に人件費が上昇するなか、この地域の労働力は大きな魅力である。
ドバイはそうした国々から大量の出稼ぎ労働者を受け入れ、建設業やサービス業を発展させてきた。


シンガポールは南アジア〜東南アジア〜東アジアのビジネスのハブ。優遇税制により投資家や法人を呼び込んでいる。特に中国との(文化的な)結びつきが強い。
イギリス植民地時代に、建設労働者としてインドから大量の移民がやってきた。

参考:インド(南アジア)の本質:なぜ格差・差別が当たり前にあるのか?
インドネシア経済の特徴は?
かつてはオランダ植民地時代の影響で、天然ゴムやコーヒーなどの特定の農作物に依存するモノカルチャー経済だった。
現在は、アブラヤシからとれるパーム油の生産量が盛ん。パーム油は食品や洗剤、バイオ燃料の原料となり、収益性が高い。
石油:かつては石油輸出国機構(OPEC)に加盟するほどの産油国だったが、国内消費の急増により輸入国に転じ、OPECを脱退した。
石炭:現在は石炭の世界的な輸出国。
天然ガス:LNG(液化天然ガス)も日本などに輸出している。
ニッケル:近年、特に重要視されている。インドネシアは世界有数のニッケル生産国。ステンレス鋼の原料であるほか、電気自動車(EV)のバッテリー材料として不可欠な資源である。
- ジョコ政権以降、ニッケルなどの鉱石をそのまま輸出することを禁止した。
- 海外企業に対して「インドネシア国内に工場を建てて精錬しなさい」と強制することで、国内での雇用を生む戦略。
シンガポールは何を輸出している?工業の特徴は?
シンガポールは1965年のマレーシアからの分離独立後、外資系企業を誘致して経済発展を加速させた。
- まずは労働集約型の電機・電子産業から着手し、次第に石油化学などの資本集約型産業へと幅を広げていった。
- オイルショックや高賃金政策によるコスト増に対応するため、金融、物流などのサービス産業誘致へ政策を転換した。
| 分類 | 主な品目 | 特徴・背景 |
| 電子・電気製品 | 集積回路(IC)、半導体デバイス、電子部品 | 製造業の中心であり、高い技術力が要求される高付加価値製品が多い。 |
| 精密機械・化学製品 | 医薬品、石油化学製品、バイオテクノロジー製品 | 世界的な製薬会社や化学メーカーの拠点が多数存在。医薬品原料や高機能化学品を輸出。 |
| 機械類 | 航空機部品、タービン、ポンプ | 高度なエンジニアリング能力を持つ。特に航空機の整備・部品製造ハブとしての役割も大きい。 |
| 石油精製品 | ガソリン、軽油、ジェット燃料 | 世界有数の石油精製・貯蔵ハブであり、原油を輸入し、精製した石油製品を再輸出している。 |


参考:シンガポールの地理をわかりやすくまとめた【中学〜高校レベル】
解答番号29 インド洋の宗教
問題を解いている最中の思考
Fの国名がわからん・・・。インド洋交易に従事したイスラム商人の影響でイスラム教の影響をそれなりに受けていそう。でもサハラ以南のアフリカだし、イスラム教の影響は限定的で、アフリカの土着の宗教を信仰する人が多そう?
Gはインド。ヒンドゥー教徒の国だけど、国内にイスラム教徒もたくさんいる。
Hはミャンマー。ミャンマーの主な宗教ってなんだっけ?仏教だよね・・・?
・・・まあなんとかなるでしょ!
サ:思いっきりインドの説明。タージマハルはムスリムによる帝国のもとでできた宮殿。サはG。
シ:紛争や人権問題が起こり、難民が発生しているってのはミャンマーの説明。隣にイスラム教国のバングラデシュがあるくらいだから、ムスリムも結構いるのか。なるほど。シはH。
ス:ムスリム商人の言語と地域の言語がまざりあった共通語ってのはサハラ以南のアフリカ+インド洋沿岸のFだろう。その後にキリスト教が浸透したのは、ヨーロッパ諸国が帝国主義の時代にこぞってアフリカ分割をした影響か。スはF。
ってことで答えは⑤。→正解でした!
解き終わった後の復習(事後学習)
インド洋ではかつてムスリム商人が活躍したよっていう事実をベースにした問題。これも大事なテーマだ!
ただ、インド洋に面する国々すべてがイスラム教を受容したわけではなく、イスラム教の影響の受け入れ方には違いがあった。
イスラム教はどのように広がっていった?
イスラーム教は7世紀初頭のアラビア半島で生まれ、陸路で移動しやすい周辺地域(北アフリカ、西アジア、中央アジア、南アジア)へと広がった。
※インドは従来からのヒンドゥー教と、新たに入ってきたイスラム教が拮抗する地域となり、ヒンドゥー教の国家とイスラム教の国家が入れ替わった。
イスラム教徒は陸路だけでなく海路でも周辺地域との関わりを持った。彼らは三角の帆を持つダウ船を作って、インド洋を舞台に交易に従事した(ムスリム商人)。
この結果、マレーシアやインドネシア、サハラ砂漠があり陸路では到達しにくかったアフリカ大陸東岸などにもイスラム教が広がった。


参考:イスラーム教をわかりやすく:なぜ戒律(ルール)が厳しいのか?
ムスリム商人はオーストラリア大陸西岸には行かなかった?
ムスリム商人がオーストラリア大陸の西岸に定住したり、大規模な交易網を確立したりしたという、確固たる歴史的証拠は現在までに見つかっていない。
なぜだろう・・・?マダガスカルや東アフリカとは接触があったわけでしょ?
サハラ以南アフリカ+インド洋沿岸の国の特徴
| スワヒリ文化 | ケニアとタンザニアの沿岸は、7世紀頃からムスリム商人と交易を行ってきた歴史があり、アフリカのバントゥー系文化とイスラム文化が融合した「スワヒリ文化」が栄えた。 |
| ゲートウェイ機能 | ケニアのモンバサ港やタンザニアのダルエスサラーム港、モザンビークのマプト港は、内陸の国々にとっての重要な海の玄関口。 |
| サファリ・リゾート | ケニアのマサイマラやタンザニアのセレンゲティなど、世界有数の野生動物保護区がある。 |

解答番号30 モーリシャスとモルディブ
問題を解いている最中の思考
モーリシャスはあんまりよく知らない国だわー。
だけど、農園っぽい写真と、主な産業に精糖業があることから、モーリシャスを植民地支配したヨーロッパ諸国により、サトウキビプランテーションの拠点にされたってことを伝えたいのかな。
で、その農園の労働力として、インド人がたくさん連れてこられた。その結果、現在の主な宗教はヒンドゥー教になっているってことだろう。
モルディブは観光業で有名。モーリシャスと同じく、インド洋にある小さな島。
旧宗主国はヨーロッパ諸国。なのに、主な宗教と主な産業がモーリシャスとは異なる。モーリシャスのようにプランテーションの拠点にはなっていないし、主な宗教はイスラム教。
モーリシャスもモルディブとで、なぜ違いが生じたのか?
植民地支配された歴史は同じだし、両方ともインド洋に浮かぶ島だけど、モルディブはサンゴ礁の国で農業には向かなかった。だからインド人が連れて来られることもなかったってことを言いたいのかな?
とりあえず文章を読んでみよう。
①農園っぽい写真と、精糖業が主な産業であることから、この文章は正しいはず。
②モーリシャスの移民労働者がフランス統治期に導入されたのかどうかは知らないけど、こんな細かい知識は聞いて来ないんじゃないかな・・・。どちらかというと「移民労働者の宗教が反映されている」という事実の方が大事っぽいし。だから正しいと思う。
③モルディブは地球温暖化による海面上昇で沈没するかもしれないって聞いたことがある。正しい。
④思ったのと違う角度からの文章きたー。中国沿海部から東アフリカを経由?あんまりよくわからん。中国沿海部からだったら、東アフリカを経由、ではなくインド洋を経由って言いそうだけど。
でもアフリカ全土をターゲットにするなら、まずはインド洋沿岸の東アフリカを経由でいいのか?・・・合っていそうだし間違っていそうでもある。わからん。
①と③は確実に正しいから、②か④が答えだけど、④は間違ってなさそうな気がする。・・・ってことは②が怪しいのか?
あ、そっか、フランスじゃなくてイギリスか。宗主国イギリスが、イギリス植民地のインド人を連れてきたから、ヒンドゥー教が主な宗教ってことか。
うわ「フランス統治期に導入された」なんて細かい知識ーとか思っちゃったけど、全然そんなことなかった。超基礎知識だったわー。インド人をモーリシャスに連れてきたのはフランスじゃない。だから②が誤り。
だから④は正しい。「東アフリカを経由してアフリカ全土へ」ってことか。まあ確かに、せっかくアフリカに進出するなら東アフリカだけじゃなく全土を狙うよな。
ってことで答えは②。→正解でした!
解き終わった後の復習(事後学習)
東アフリカって世界的に注目されている?
ケニアはアフリカにおけるテクノロジーの中心地となっており、「シリコン・サバンナ」と呼ばれている。
- リープフロッグ(蛙飛び)現象:固定電話や銀行の支店網が整備される前に、一気にスマホとモバイルマネーが普及した。
- M-Pesa(エムペサ):ケニア発のモバイル送金サービス。国民のほとんどが携帯電話でお金を送り合い、支払いを済ませるシステムが確立されている。
- スタートアップ:欧米の投資家が東アフリカのFinTech(金融IT)や物流系スタートアップに巨額の投資を行っている。
東アフリカは中国にとって、アフリカの資源を運び出し、中国製品を売り込むための重要な玄関口である。
中国は「一帯一路」構想に基づき、ケニアのモンバサ・ナイロビ鉄道やタンザニアの港湾の整備に巨額の融資を行なった。
モーリシャスとは?
マダガスカル島の東にある島国。イギリス植民地時代に砂糖きびプランテーションが展開された。
絶滅したドードー鳥の唯一の生息地だった。
参考:ドードー
モルディブと中国の関係は?
中国にとって、モルディブはインド洋における重要なパートナー。
- 中国はモルディブの首都マレの空港拡張や、マレ島と空港を結ぶ橋の建設など、大型インフラプロジェクトに巨額の融資と技術提供を行ってきた。
- 中国からの大規模な融資により、モルディブは中国に対する大きな債務を抱えている。
中国の一帯一路とは?
「一帯一路構想(Belt and Road Initiative, BRI)」は、2013年に習近平国家主席が発表したプロジェクト。
- 「一帯」= 陸のルート(シルクロード経済ベルト)
- 「一路」= 海のルート(21世紀海上シルクロード)
という2つのルートを通じて、アジア・中東・アフリカ・ヨーロッパの新興国とつながるために、インフラ(港・鉄道・道路など)を整備しようという構想である。
参考:中国の「一帯一路」をわかりやすく:中国はなぜ海外進出するのか?



