地理

台湾(中華民国)の地理をわかりやすくまとめた【中学〜高校レベル】

台湾の地理についてまとめました。

これくらい理解しておけば高校地理レベルとしては十分!

…なはず(リスクヘッジ)

※もっと突っ込んだ内容や理解の仕方・教え方の工夫については、別ブログ「社会科プラス」でまとめます。ぜひそちらもご覧ください!

台湾の地形と位置

九州よりも少し小さい島(台湾島)が主な領土です。中華人民共和国の福建省が対岸にあります。

※歴史の教科書でも出てくる澎湖諸島などの周辺諸島も台湾の一部

東南アジアとオセアニアに近いです。

※オーストロネシア語族(台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がる語族である)の中で、言語学的に最も古い形を保っているのが台湾原住民語らしいです。

台湾島は東部が山がち。

台湾の気候

北部は温暖湿潤気候(Cfa)

南部は熱帯モンスーン気候(Am)

気候区分の覚え方など

台湾の歴史

以下の2点をおさえておけば中高地理レベルでは十分だと思います。

詳しい歴史は別ブログでまとめます。(準備中)

日清戦争後、日本の領土になった

日清戦争について

占領下の日本について

国共内戦で敗走した中国国民党の蒋介石が中華民国の拠点にした

「二つの中国」問題について

台湾の人口と人口構成

台湾の人口は約2,300万人。

主な都市

中華民国の首都である台北さえ知っておけば中高レベルでは十分だと思います。

ちなみに、台北の近くに台湾経済を支える「台湾のシリコンバレー」新竹(しんちく)があります。

台湾の文化

台湾語

中国本土では簡体字という従来の漢字を簡略化した文字が使われていますが、台湾では繁体字という画数が多く複雑な文字が使われています。

※簡体字は毛沢東の指示により作成された

台湾原住民語はオーストロネシア語族に属する

オーストロネシア語族(台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がる語族である)の中で、言語学的に最も古い形を保っているのが台湾原住民語らしいです。

※中国本土よりも、むしろ東南アジアやオセアニア地域との関係の方が歴史的に深かったということでしょう

台湾の経済

世界の半導体工場【超重要】

台湾には世界最大の半導体受託製造企業TSMCの本社があります。(@新竹サイエンスパーク)

※半導体の設計と製造のうち、製造だけを担う会社(工場)のことをファウンドリと言います。

※TSMCの半導体製造技術はものすごく高い(←超良い設備とノウハウを持っている)ので、世界中のたくさんの企業がTSMCに発注しています。半導体を作るにあたって、もはやTSMCは不可欠な存在。

※これだけ重要な企業が台湾にあるので、アメリカは台湾を放っとけないわけです。

※TSMCという名前は一般常識として知っておいていいと思います。受験で問われることはないと思いますが。

↑この本はわかりやすいですよ

すべての半導体を台湾だけで作っているわけではありません。世界中に工場があります。つい最近、日本の熊本にもTSMCの工場が誘致されました。

が、超高品質の(=超小さい)半導体の製造設備を持つ最先端の工場は世界に数えるほどしかありません。

台湾の政治

民主共和制

二大政党制

中国国民党(国民党)と民主進歩党(民進党)の二大政党制です。

台湾の社会問題

「2つの中国」問題

「二つの中国」問題について

いつか本当に台湾有事が起きてしまうのでしょうか・・・

中国の地理まとめ

もっと突っ込んだ話は

社会科プラス

※中高生は、とりあえず本記事の内容を理解するべし。この記事の内容をわかっておけば、高校受験や大学受験の共通テストならそれなりにいける…はず

(もっとリアルなことを知りたい人は社会科プラスへ)

東アジア地誌まとめ

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おすすめの学習教材
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