公民を学ぶ目的と、公民の学習を通して身につけたい能力・スキルについてざっくりまとめました!
「公民」とは
より平和で幸福な未来のために、
(1)今いる場所はどんな場所なのか?他にどんな場所があって、そこにいる人たちはどんな生活をしているのか?
(2)どんな過去があって今があるのか?【後ろを振り返る】
を学び、考えた上で、
(3)幸せとは何なのかを考えて、どの方向にどう進んでいくかを決める!【前を見る】
これが社会科の構造です(超ざっくりだけど)。
(1)=地理(場所と人間の関係を考える)
(2)=歴史(人間がたどってきた道を振り返る)
(3)=公民(より良い未来に向けて前に進む)
って感じ。
「公民」を学習する目的
今の社会にうまく適応して生きていく(=社会の構成者になる)だけではなく、より平和で幸福な社会を作るためにどうすれば良いかを考えていけるようになる!(=社会の形成者になる)
「公民」の学習を通して身につけたい能力・スキル
・いろんなことに気づく(課題を見出す)
・物事にはいろんな面があることを踏まえて、いろんな角度から考える
・論理的に考えて「なるほど」と思える効率的で公正な判断ができる
・他の人に伝わるよう適切に表現する(プレゼン)
参考:中学校の学習指導要領の記述
【社会科の目標】
広い視野に立って,社会に対する関心を高め,諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め,公民としての基礎的教養を培い,国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。
【公民的分野の目標】
(1) 個人の尊厳と人権の尊重の意義,特に自由・権利と責任・義務の関係を広い視野から正しく認識させ,民主主義に関する理解を深めるとともに,国民主権を担う公民として必要な基礎的教養を培う。
(2) 民主政治の意義,国民の生活の向上と経済活動とのかかわり及び現代の社会生活などについて,個人と社会とのかかわりを中心に理解を深め,現代社会についての見方や考え方の基礎を養うとともに,社会の諸問題に着目させ,自ら考えようとする態度を育てる。
(3) 国際的な相互依存関係の深まりの中で,世界平和の実現と人類の福祉の増大のために,各国が相互に主権を尊重し,各国民が協力し合うことが重要であることを認識させるとともに,自国を愛し,その平和と繁栄を図ることが大切であることを自覚させる。
(4) 現代の社会的事象に対する関心を高め,様々な資料を適切に収集,選択して多面的・多角的に考察し,事実を正確にとらえ,公正に判断するとともに適切に表現する能力と態度を育てる。
引用:中学校学習指導要領
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