「電波(ネット回線)がつながらない…電波(ネット回線)が遅い…なんで?」
って方に向けて、電波(ネット回線)がつながらない・遅い理由と対処法について説明をします。
この記事の信頼性
僕(もちお)は、元社会科教員。
- 社会について、それなりにくわしい
- わかりやすく説明するのが、それなりに得意
電波(ネット回線)がつながらない・遅い時にするべきこと
電波(ネット回線)がつながらない・遅い時に真っ先にやるべきことは、
原因は何なのか?を特定すること
です。
そこで、まずはインターネットの仕組みについて簡単に理解する必要があります。
ということで、インターネットの仕組みについて説明をします。
インターネットの仕組みをざっくりと
「インターネットで情報をゲットする」ってどういうことなのか?についてです。
ざっくり言うと、自分が持っているコンピュータを使って、他の人のコンピュータの中身(ストレージ)を見る…っていうのが、「インターネットで情報をゲットする」ということ。
というわけで、2つの機器が登場。
- 自分のコンピュータ(スマホやPCなど)
- 他の人のコンピュータ(ストレージ)
で、この2つの機器をつなぐために、ネット回線というものがあります。
この回線は、ざっくり2種類。
- 有線
- 無線
じゃあネット回線があれば他の人のコンピュータ(ストレージ)の中身を見ることができるのかっていうと、そうではなく。
プロバイダーというものが必要です。
プロバイダーとは、「知りたい情報がある場所を探して、届けてくれる役割」のこと。
データを保存している「他の人のコンピュータ(ストレージ)」が世界中に散らばっているので、情報を探して届けてくれるプロバイダーがないと、インターネットを使って情報をゲットすることができないのです。
以上、インターネットの仕組みについて超ざっくりと説明しました。
重要な要素は大きく4つです。
機器 | 役割 |
自分のコンピュータ(スマホやPCなど) | 情報を自分の目や耳に届ける |
ネット回線 | コンピュータ同士をつなぐ |
プロバイダー | 知りたい情報がある場所を探して、届けてくれる |
他の人のコンピュータ(ストレージ) | 情報を保存する |
電波(ネット回線)がつながらない・遅い原因は4つ!
となると、電波(ネット回線)がつながらない・遅い原因は、ざっくり言うと4つあるっていうことがわかります。
- 自分のコンピュータに原因がある
- ネット回線に原因がある
- プロバイダーに原因がある
- 他の人のコンピュータに原因がある
電波(ネット回線)がつながらない・遅い時の対処法
では、電波(ネット回線)がつながらない・遅い時の対処法について、ざっくりと説明します。
もし原因が「④他の人のコンピュータに原因がある」の場合、僕たちにはどうしようもないので、あきらめるしかないです。
例えば、あるウェブサイトにアクセスが集中しすぎて、コンピュータが処理しきれなくなった場合などが考えられますが…僕たちにはどうしようもないです。
ですが、原因が①②③の場合は対処できます。
もうちょっと拡大すると、こんな感じ。
回線を通じてプロバイダーから届けられた情報は、家の中のルーターによって一人一人に振り分けられて、自分のコンピュータに届けられます。(※この時、中継機という電波を強くする機器を経由することもあります)
この図の左の方から、対処法を説明します。
①自分のコンピュータに原因がある場合
例えば、
- 機内モードになっていた
- スマホやPCのスペックが低くて、回線が速いWi-Fiを使えない
ということがあります。
とはいえ、原因が①だった…ってことはあんまりないんじゃないかなーと思います。
が、もし「結構古い機種を使ってるんだよね…」っていう場合は、スペックの高い機器に買い換える方が良いです。
②ネット回線に原因がある場合
ルーターとコンピュータの間の電波が弱い
もしルーターとコンピュータの間の電波が弱い場合は、
- 中継機を買う
- 中継機の場所を変える
という対処法になります。
中継機=電波を強くするための機器
ルーターに原因がある
もしルーターに原因がある場合は、
- 新しいルーターを買う
- レンタルルーターなら、契約を変える
という対処法になります。
回線に原因がある
例えば、
- 光回線を使っていない
- 契約している光回線が混雑している
ということがあります。
家につながっている固定回線は2種類。
- 光回線
- ADSL回線
で、2019年現在では光回線が一般的。
光回線の方が高速です。
まだADSL回線を使っている…っていう場合は、光回線に変更すべきです。
光回線の種類はいろいろ。
- フレッツ光
- auひかり
- NURO光
などなど。
フレッツ光が一般的です。
で、自分が使っている光回線が、地域によって、時間帯によって、混雑することがあります。
たくさんの人が同時に同じ回線を使えば、混雑してネットにつながるのが遅くなるのです。
マンションなどの集合住宅の場合は、マンションが光回線を引いてきて、それを一つ一つの家に分け与える形になっています。
なので、特に集合住宅に住んでいる人は、みんながネットを使う夜の時間帯はネット回線が遅くなりやすいです。(※とはいえ、自分の家だけ特別に別の光回線を契約するのは困難)
もし光回線を別のものに契約し直すことができるのであれば、一般的とは言えない
- auひかり
- NURO光
などと契約をする…という手があります。
加入者数が比較的少ないので、回線が混雑する可能性が低いです。
ただ、
- 自分が住んでいる地域の人がどの光回線を使っているのか?
- 自分が住んでいる地域の人がどの時間帯にネットを使うのか?
によって大きく左右されるので、光回線を別のものに契約し直したからといって、回線の状況が確実に改善するわけではありません。
③プロバイダーに原因がある場合
もしプロバイダーに原因がある場合は、
プロバイダーの契約を変える
という対処法になります。
モバイルルーターの契約をするという対処法も
いっそのこと、モバイルルーターの契約をするという解決策もあります。
いわゆる「モバイルWi-Fi」のことです。
モバイルルーターの契約をすると、その機器を持っていれば外出先でもネットにつなぐことができます。
まとめ
電波(ネット回線)がつながらない・遅い原因は、ざっくり言うと4つ
- 自分のコンピュータに原因がある
- ネット回線に原因がある
- プロバイダーに原因がある
- 他の人のコンピュータに原因がある
対処法は、原因によって様々
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