地理

地球はどれくらい広い? 〜空と海と歩きで世界一周!〜

これから地理の学習を始めるにあたって、まず、地球はどんな場所なのか?を勉強していきましょう!

世界最長フライト!?

いきなりですがクイズです!

シンガポールって、どこにあるかわかりますか?

・・・ここです!

では、ニューヨークはどこでしょう?

・・・ここです!

アメリカ合衆国の中で最も人がたくさんいる都市です。

では、シンガポールからニューヨークに移動したいと思ったら、どうしますか?

・・・飛行機に乗りますよね。

実はこのルート、世界最長のフライトと言われています。

シンガポールの空港(チャンギ国際空港)からニューヨークの空港(ジョン・F・ケネディ国際空港)まで、シンガポール航空という会社が飛行機を飛ばしています。

距離はなんと 約15,000km

では問題です。

シンガポールからニューヨークまでのフライトは約何時間でしょうか?

・・・ヒント:飛行機の時速は約900kmです!

・・・正解は約18時間!

18時間ってほぼ1日ですね。 降りるころにはおしりが割れていそうです。

ちなみに、2025年にはもっと長いフライトが誕生します。

オーストラリアの航空会社カンタス航空が、2025年にオーストラリアのシドニー国際空港とイギリスのロンドン(ヒースロー国際空港)までのフライトを飛ばします。

これが世界最長になる予定で、なんと17,000km。

約20時間のフライト・・・。おしりがさらに割れてしまいそうです。

いやー、ほんと、地球って広いんですねえ・・・

世界一周クルーズ!?

ではせっかくなので、次は船での移動について考えてみましょう!

「世界一周クルーズ」という船の旅があります。

日本の大型クルーズ船に「飛鳥II」という船がありますが、この船での世界一周には何日かかるでしょうか?

ルートは・・・

横浜を出発して、ユーラシア大陸に沿うように南に行き、シンガポールへ。

その後、インド洋を横断してアフリカ大陸をぐるっと回ります。

大西洋を北上していき、ユーラシア大陸の西の端にあるヨーロッパをぐるぐると回ったあと、大西洋を横断。

北アメリカ大陸、そして南アメリカ大陸へと行き、パナマ運河という狭い水路を通って北アメリカ大陸の西側へ。

そこから太平洋を横断して日本に戻るというルートです。

ちなみにこのルートでは行っていない大陸が2つあります。どこでしょうか。

・・・オーストラリア大陸と南極です!

では問題。この世界一周には何日かかるでしょうか?

今回はヒントなしで!

・・・正解は103日!

船はずっと動き続けているわけではなく、途中いろんな都市に滞在するので、ただ単に船で移動するだけならもっと短い日程で行けると思いますが・・・それでも結構な時間がかかりますね。

ちなみに料金は最低800万円、豪華なスイートになると4,000万円だそうです。。。

地球って(いろんな意味で)広いんですねえ・・・

徒歩で世界一周!?

では最後に、徒歩での移動について考えてみましょう!

地球は1周4万kmです。

1周ぐるっと歩いたら、どれくらい時間がかかるでしょうか?

ちなみに人間は徒歩で時速4kmと言われています。

・・・つまり、寝ずに歩き続ければ・・・?

単純計算で1万時間、だいたい416日で世界一周できます!

思ったより狭い?広い?

実際には、地球には大きな海と大陸があるし、山もあるので、歩いていこうと思ったら時間はもっとかかります。船も使わなきゃいけません。

でも、もしすべての大陸を歩いて回るとしたら・・・どのルートで世界一周するのがいいでしょうか?

ちょっと考えてみてください!

まとめ

このように、地球って本当に広いんですね!

「そんなの知ってるよ~」って思ったかもしれませんが、これからの地理の授業では、

この広い地球のいろんな場所で、人々がどんなふうに暮らしているのか?

を学んでいきます。

次回は、世界のいろんな暮らしをざっくり見てみましょう!

中学地理で覚える国と地域:とりあえず最初はこの33カ国!

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