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なぜ地震が起きるのか?

モチオカ(望岡 慶)

地球では火山の噴火や地震、風、雨などの様々な自然現象が起きている。

何かが動くということはエネルギーがあるということ。では、これらの自然現象を起こすエネルギーはどこから来ているのか?

大きく2つに分けることができる。1つ目が地球内部のエネルギー、2つ目が地球の外からの太陽光のエネルギー。今回は1つ目の地球内部のエネルギーの話をする。

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地球内部の巨大な熱源

地球の内部、特に中心にある核(コア)は、約5000〜6000℃という超高温状態にある。その周囲を岩石のマントルが覆っており、内部には膨大な熱エネルギーが蓄えられている。

マントルの対流とプレート運動

この熱エネルギーは、地球の表面に大きな影響を与える。

  • マントルの対流: 内部の熱によってマントルがゆっくりと循環(対流)する。
  • プレートの移動: 地球の表面を覆う巨大な岩盤「プレート」は、マントルの対流に引きずられて移動する。

主なプレートの動きは以下の通りである。

  • 太平洋・北アメリカプレート: 南東から北西へ
  • オーストラリアプレート: 南から北へ
  • インドプレート: 南から北東へ
  • 南アメリカプレート: 東から西へ
  • ナスカプレート: 西から東へ

地震が発生する仕組み

プレート同士が押し合ったりすれ違ったりするプレートの境界付近では、岩に巨大な力がかかり続け、歪みとしてエネルギーが蓄えられていく。

この蓄積に耐えられなくなった瞬間に岩盤が破壊して急激にずれ、この時に地震が起きる。

つまり、地震とは「地球内部の熱エネルギーがプレートを動かし、その結果として境界で歪みが放出される現象」と言える。そのため、大地震の発生地点はプレートの境界と一致することが多い。

地球と月の比較

地球とは対照的に、月は内部の熱がほとんど失われ、冷え切っている。マントルの対流が起きていないため、地球のようなプレート運動は存在せず、頻繁な大地震も発生しない。

地球も同様に、未来において内部の熱を完全に失えば、プレート運動は停止し、現在のような地震活動もなくなると考えられる。

動画でも解説

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