オセアニア

オセアニアの農業と食生活をわかりやすく:「南の島」で農業ってできるの?

モチオカ(望岡 慶)

南の島の人たちって、どうやって食べ物を手に入れているのだろう?

オーストラリアやニュージーランドのように大きな国なら農業はできそうだけど、フィジーやサモアなど小さな島ではどうだろう?

グレートバリアリーフ(2024.11撮影)

この記事では、オセアニアの農業と食生活をまとめる。

モチオカ
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オセアニアの食生活をざっくり

オーストラリア

肉料理(牛肉・羊肉)、小麦を使ったパンやパスタ、ワインや果物など。

シドニーにて(2023.7撮影)
シドニーにて(2023.7撮影)

ニュージーランド

乳製品(チーズ・バター)、羊肉、キウイフルーツやリンゴなど果物も豊富。

オークランドにて(2024.11撮影)
オークランドにて(2024.11撮影)

太平洋の島々

タロイモやヤムイモ、バナナ、パンノキの実、ココナッツ、魚。

オセアニアの農業

大きな国と小さな島とで、食生活の違いがあることがわかる。

  • 大きな国→肉、乳製品、小麦
  • 小さな島→イモ類、魚

では、これらの食生活をどのように実現しているのだろう?どうやって食糧を確保しているのだろう?

オーストラリアとニュージーランドは、「人が少ないからこその農業が展開されている」という点で共通している。

オーストラリア

オーストラリアはとにかく土地が広い!そのため、地域ごと、気候ごとに農業の形が変わる。

  • 乾燥した内陸部(アウトバック) → 羊や牛を広い土地で放牧
  • 温暖な地域 → 小麦や果物、ブドウ(ワイン用)を栽培

特に小麦と羊(羊毛・羊肉)は世界的にも有名な輸出品。オーストラリアは「農業輸出国」として、海外の食卓も支えている。

オーストラリア上空から(2024.11撮影)

ニュージーランド

ニュージーランドは温暖で雨がそれなりに降る気候(西岸海洋性気候 Cfb)。

牧草がよく育つため、牛や羊を放牧して育てる酪農が盛ん。

  • 牛乳から作るバターやチーズ
  • 羊肉(ラム・マトン)

人口が少なく土地が広いので、大規模な放牧酪農を展開でき、生産コストも抑えられるのが強み。

オークランドにて(2024.11撮影)

太平洋の島々

フィジーやサモアなどの島国では、広大な土地がないため自給的な農業と漁業が中心。

  • タロイモやヤムイモ
  • バナナやココナッツ
  • パンノキの実
  • 魚や貝

ただし、人口が増えたり観光客が増えたりすると、島でとれる食べ物だけでは足りない。

そのため、米や小麦、肉、加工食品などは輸入に大きく依存している。

島嶼国はサトウキビやコプラ(乾燥ココナッツ)、バナナなどを輸出したり、観光で外貨を得たりして暮らしを成り立たせている。

関連:なぜ外貨獲得が必要なのか?

オーストラリア・ニュージーランドは食料供給基地

太平洋の小さな島国の食卓を支えているのが、オーストラリアやニュージーランド。

オーストラリアやニュージーランドの農業は、周辺の島国だけでなく東南アジアや東アジアなども支えている。

まとめ

オーストラリア → 広大な土地を活かした大規模農業

ニュージーランド → 広大な土地を活かした大規模な放牧型の酪農

太平洋の島々 → イモ類や魚を中心に自給的農業+輸入に依存

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