日本

高齢ドライバーの運転ミス問題をどう解決する?

モチオカ(望岡 慶)

運転ミスによる交通事故

高齢ドライバーの運転ミスによる交通事故が社会問題となっている。高齢化が進展する日本では無視できない課題である。また、高齢者に限らず、持病や服薬によって安全に運転できないパターンもあり得る。

公共交通機関が充実していない地方部では、生活に自動車が不可欠。よって、運転に懸念があるドライバーから運転免許を取り上げれば解決する、という単純な問題ではない。

どう解決する?

解決法は大きく2つに分けられる。

  • 自動車なしでも生活できる社会へと変革する
  • 運転による交通事故を減らす

自動車なしでも生活できる社会へと変革する

方法課題
公共交通機関の充実赤字路線を誰が運営するのか
ライドシェア規制があるし、規制緩和されたとしても地方部でライドシェアサービスは十分に供給されるのか
ちょっとした移動に使えるモビリティ夏は暑いし冬は寒いから、結局使われないのでは
必要な施設を徒歩圏内に乱立した施設の経営が成り立つのか
都市部に集住する(いわゆるコンパクトシティ)でも高齢者は長年住んだ地元から離れられないよなあ・・・
高齢者の移動支援・買い出し代行をするビジネス経営は成り立つのか

運転による交通事故を減らす

方法課題
自動運転まだ時間がかかるし、自動運転機能を搭載した自動車を高齢者が所有するのか
運転支援対症療法にすぎない

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モチオカ ケイ
モチオカ ケイ
社会科コンテンツクリエイター
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?
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