大地形・小地形をわかりやすくまとめた【地理】
モチオカ(望岡 慶)
モチオカの社会科プラス
水はけと植物の生育の関係について
一般的に、植物の根が水に浸ったままだと生育に良くない。
(理由)根が酸素を取り込むことができなくなってしまい、根腐れが起きてしまうから。
よって、基本的には
とされている。水はけが良ければ、根が酸素をしっかりと吸収することができる。
しかし、
というのも、イネは茎や葉から根に酸素を送る組織が発達しているから。
なので、水はけが悪い土地では稲作を行う(行うことができる)。
水はけが良い土地→野菜や果樹の栽培(水はけが悪い土地では生育しにくい植物を栽培)
水はけが悪い土地→稲作(水はけが悪い土地でも生育できる植物を栽培)
※たぶん、水はけが良すぎてもダメなんだと思う。水を全然保持できない土(どんどん地下に流れていってしまう土)だと、根が水を吸収できないから。それぞれの植物の根が水を吸収するスピードに合った水はけの土が「良い土」の条件の一つなのだろう。