【授業づくり】労働

まだメモ書きです
問題意識
労働について、日本人は知らなすぎ考えなすぎ。
資本主義はすばらしい、ということが語られすぎて、労働運動について全然理解されていない。第一インターナショナルとか、よくわからん・・・っていう人がほとんどなのでは?(てか僕もよくわかってない)
ほとんどの人にとって労働が生活費を手に入れる唯一で最大の手段なのだから、労働に関する授業には力を入れなきゃいけないと思う。
このテーマのおもしろポイント
戦後に労働三法が制定された、ってよく考えたら不思議な話。遅くない?
労働運動と社会主義は区別せずセットで語るべきもの?
どんな授業にしたい?
目標
国の労働施策について自分なりの考えを持てるようになる。
理解してほしいこと・知識
- なぜ働くのか?
- なぜ労働者は弱い立場なのか?
- 労働者(自分)を守るには?
- なぜ労働施策が必要なのか
- なぜ労働組合、労組系政党が必要なのか?
- どんな歴史を歩んできたのか?(労働運動、労働施策)
- なぜ日本は労組系政党が弱いのか?
- 現在、何が問題として残っているのか?
なぜ労働施策が必要なのか?
- 人間は自給自足のみで生きることは難しいので、生きていくためには、なんらかの方法で誰かに価値提供をして、その対価として価値を獲得する必要がある。
- 工業化以前の農業中心社会では、成果物である農作物そのものが物々交換されることが多かった。しかし、工業化を遂げた近代社会では、個人の「時間」や「技能」を組織に提供する「雇用労働(賃労働)」が、価値獲得の主たる手段へと変容した。
- ここで問題となるのは、多くの労働者にとって労働が生存のための唯一の手段となることが多い点である。
- このため、労働者は足元を見られ、地位が低くなりがちである。本来、近代法では「個人が自由に契約を決める」のが原則(契約自由の原則)だが、これを労働にそのまま適用すれば、労働者は実質的に企業の命令に従わざるを得なくなる。
- ゆえに現代国家は、「労働者は資本家と対等な契約主体になり得ない」という前提に立ち、労働者の生活と尊厳を保障するために介入を行う。これが「労働施策(labor policy)」である。
一緒に考えたいこと・問い
労働時間の上限を規制するべきなのか?
たくさん働きたいと思っている人に、労働時間の上限を設定してもいいのか?
「たくさん働きたい」を認めるよりも、「働けるのは◯時間まで」と決めた方が結果的にプラスなのか?
労働について国が規制するべきことは何なのか?労働者は何を守られるべきなのか?
どんな働き方がいいのか?
給料とは何なのか?年功序列賃金は正しいのか?
物価が上昇している中、企業業績が落ちたら、給料は下がって然るべきか?
「企業が世界との競争に勝って成長するためには、労働者側にお金を多く回すわけにはいかない」のか?
倒産しそうになった企業を国が税金で助けるべき?
授業案
意見の対立、考え方の違いが如実に表れる問いについて考えるための授業にする。
労働者が不当な扱いを受けているっぽい実際の事例を題材に、どれくらい労働者を保護するべきか?について考える。それを考える上で、労働に関する基礎的な知識が必要になって、それらの知識を学んでいく・・・という構成になるように設計する。
具体的には・・・(考え中)
教材研究のための記事
なぜ労働施策が必要なのか?
世界の労働運動・労働施策の歴史
日本の労働運動・労働施策の歴史

おすすめ本、参考資料
友愛労働歴史館(東京都港区にある博物館)










