こんにちは。社会科ブロガーのモチオカです!
今日は、いま話題の反撃能力についてです。
あなたは反撃能力の保有に賛成ですか?それとも反対ですか?
この記事では、保有に賛成か反対かを考えるための情報をまとめました!(最後に僕の考えも書きました)
この記事を読むと反撃能力について考えるための論点がわかると思うので、興味のある人はぜひお読みください!!!
反撃能力に関する基礎知識
反撃能力とは?
超ざっくり言うと「ミサイル攻撃された時に、相手のミサイル発射基地を叩く能力」です。
ちゃんとした定義はこちら↓
我が国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイル等による攻撃が行われた場合、武力の行使の三要件に基づき、そのような攻撃を防ぐのにやむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域において、我が国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力等を活用した自衛隊の能力
※スタンド・オフ=「離れている」という意味
反撃能力に必要な要素とは?
・正確に撃てるミサイル
・相手国に撃つための情報
・相手国に撃った後の検証
の3つが必要!
正確に撃てるミサイル
相手のミサイル発射基地等を正確に攻撃できる武器・技術が必要(戦闘機からor船からor地上から)
相手国に撃つための情報
上空からの情報とか、相手の基地の情報とか、相手が攻撃に着手しそうだなっていう情報とか、相手のミサイルの軌道と着弾位置に関する情報が必要
相手国に撃った後の検証
反撃して終わりじゃなくて、その反撃が成功したか失敗したかを分析することも必要
反撃能力を持つメリット・デメリット
メリット
・さらなる攻撃を防げる(相手の攻撃元を叩けるので)
・抑止力として機能する(攻撃したら反撃される・・・という感覚を与えられる)
デメリット
・「発射されたものが日本を攻撃するミサイルだ!と判定する能力」が低く、判断をミスってしまった場合「日本が一方的に武力行使した」ということになりかねない
・さらにお金が必要になる→防衛費の増大→増税
「日本への武力攻撃が発生」のタイミングとは?
考えられるのは3パターン
①武力攻撃が発生しそうな段階
②ミサイルが飛んできた瞬間
③ミサイルが着弾した瞬間
①は政府が否定している!
この反撃能力は、憲法及び国際法の範囲内で、専守防衛の考え方を変更するものではなく、武力の行使の三要件を満たして初めて行使され、武力攻撃が発生していない段階で自ら先に攻撃する先制攻撃は許されないことはいうまでもない。
じゃあ②と③のどちらなのか?・・・今のところ定まっていない!
②ミサイルが飛んできた瞬間
メリット
- 相手国が自由に攻撃できる時間を短くすることができる(着弾するまで待つ必要がないから)
デメリット
- 日本が判断をミスる可能性がある
③ミサイルが着弾した瞬間
メリット
- 日本の判断ミスを防げる(着弾という事実に基づいて行動するから)
デメリット
- 相手国が自由に攻撃できる時間が長くなる(着弾してからじゃないと反撃できないので)
②と③のどちらにするべき・・・?
「日本への武力攻撃が発生」のタイミングを明確にするべきなのか?
実は曖昧なままにしておくことが大事なんだよ!っていう考え方もある。
(理由)「反撃能力は着弾後じゃないと発動できない」と明確に定義してしまうと、相手国への牽制が弱まって相手が動きやすくなってしまうから
あなたの意見は!?
以上の情報を踏まえて、ぜひ考えてみてください!!!
Q. 日本が反撃能力を保有することに・・・?
A. 賛成 or 反対
(理由)
(条件)
僕の意見
「世界が拡がるメルマガ」の方に書きました!
→反撃能力を使える条件を明確にしてほしい。北朝鮮と同じくらい日本政府も信用できないから。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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