地方自治

地方議員・地方議会の仕組みは20年後も残した方がいい?

モチオカ(望岡 慶)

地方議員ってさ、

  • 住民が「地域での生活」に関して悩んでいること・不便に思っていることを聞いて、
  • 住民の声を首長(県知事とか市長とか)に届けて、
  • 首長の政策(役所の仕事)にちゃんと住民の声が反映されているかをチェックする

ってのが仕事(地方議員の価値)だよね?

でもさ、今はインターネットがあって、ほとんどの人がスマホを持っているから、

住民一人一人の声を首長(&役所)に届けるのはそんなに難しいことじゃなくなったよね?

昔はそんな技術がなかった。住民の声をすべて聞くことは難しかった。だから地方議員っていう代行者(仲介役)が必要だった。

それはわかる。

でも今はそうじゃない。インターネットを使って簡単に自分の意見を表明することができるよね。

・・・って考えると、

  • 地方議員(地方議会)の制度は今後も必要なのかな?
  • 20年後も残っているべきシステムなのかな?

って疑問に思わざるを得ない。

ってことで、

モチオカの提案!!

(超極論だけど)もはや地方議員の制度は廃止して、

  • 首長(役所)が住民に意思を問うためのアプリを作る
  • 首長(役所)が政策を考えたら、アプリを通して住民に意見を聞く
  • 住民はアプリ上でポチポチっと投票する
  • 住民は記述式で回答(陳情)することもできる
  • 重複して投票できないように、アプリとマイナンバーをひもづける
  • 「首長(役所)が住民の意思を問いたい時」だけじゃなくて、住民はいつでも首長(役所)に意見・要望を伝えることができる
  • 大量に住民の声が届くようになって大変だと思うけど、役所に届いた住民の声はAIを使って分類・処理する(明らかなスパムは迷惑メッセージBOXに自動で振り分ける)
  • アプリを使えない人(スマホを持っていない高齢者など)は、役所で投票する(そのための交通費は支給する←たぶん地方議員を維持するコストよりも安く済むはず)

って感じにすればいいのでは。

こっちの方が、”地方自治”に近づくよね?

おじちゃん議員が”たまに”地方議会で話し合うよりも、頻繁に住民の声を聞けるわけだし。

「地方議員は少ない票数で当選するから、特定の団体の主張を通しやすい」ってのも防げるし。

それに、こっちの方が「地方自治は民主主義の学校である」って感じじゃん。

号泣会見した議員みたいな議員に税金を払わなくて済むし・・・

最悪、地方議員はいてもいいけど、いつでも住民の声を聞けるようなシステムは作ってほしいなー(すでにある?)

って思ったんですけど、みなさんはどう思いますか?

ぜひツッコミを入れていただければ…!と思います

(僕がまだ心の中でひっかかっていること)

  • 地方議員には(僕が気づいていない)超重大な役割があるのでは?
  • 役所での具体的な政策立案に地方議員が関わっている?
  • 「役所での具体的な政策立案の際に地域の専門家を招集する」のでは何かマズイことがある?

※これ以外の観点でもツッコんでいただけると助かります(←自分の考えを深めたいので)

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モチオカ ケイ
モチオカ ケイ
社会科コンテンツクリエイター
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?
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