ヨーロッパ

EU崩壊シナリオ

モチオカ(望岡 慶)

ドイツの「ドイツ人ファースト」的な動きが強くなると非常に危ない。

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EUの命運を握る国、ドイツ

ドイツ・フランクフルトにて(2025.6撮影)

EUはドイツありき。最大の工業国であるドイツあってこそのEU。EU内の貿易や共通通貨ユーロの信用も、ドイツ経済に支えられてきた側面が大きい。

もしそのドイツが経済的な苦境に陥り、国内に「もう他国を助けている余裕はない」「自国の利益を優先すべきだ(ドイツ人ファースト)」という空気が広がれば、EUの根幹である連帯の理念が揺らぎかねない。

極端な話、ドイツが「EU脱退」という選択をとったとしたら、EU全体が機能不全に陥る可能性もある。

参考:ヨーロッパ統合の目的をわかりやすく:なぜベネルクスから始まった?

参考:ヨーロッパ連合(EU)の問題点をわかりやすく:なぜ格差が拡大する?

実際、ドイツで不穏な動きが・・・

メルケル政権後の保守回帰

  • AfD(ドイツの極右政党)の台頭
  • 特に「移民」「EUの財政負担」への反発が強い

ウクライナ戦争とエネルギー危機(2022〜)

  • ドイツのエネルギー政策の失敗がEU全体に波及

どうすればいい…!?

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