日本

【日本史】大日本帝国憲法下の軍隊をわかりやすく

モチオカ(望岡 慶)

戦前には陸軍と海軍もありました。まとめて軍部と言います。

大日本帝国憲法では、軍部に関するルールはどのようなものだったのでしょうか?

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軍部(陸軍・海軍)に関して決めなきゃいけないこと

まず前提として、「軍部(陸軍・海軍)に関して決めなきゃいけないこと」について確認します。

軍関係のことで決めなきゃいけないことはいろいろありますが、その中でも重要なこととして

  • 軍の規模をどれくらいにするのか?(兵力量)
  • 軍の中で誰をどんな役職につけるか?(人事)
  • 実際に戦う時にどうやって戦うのか?(作戦・用兵)

があります。

将棋で言うなら、

  • 何枚の駒で戦うか?駒の種類はどうするか?
  • どうやって駒を動かすか?

です。これらが決まっていないと(これらを考えないと)戦いになりません。

じゃあこれらを決めるのは誰なのでしょうか?

軍部(陸軍・海軍)に関することを決める組織

軍部に関することを決める組織は以下の通りです。

陸軍に関すること陸軍省 と 参謀本部
海軍に関すること海軍省 と 海軍軍令部

陸軍と海軍でそれぞれ、2つずつ組織があります。

参謀本部と海軍軍令部ってなんじゃい!って感じですが、この後すぐ説明するので大丈夫です!

陸軍省と海軍省

まず内閣に属する陸軍省海軍省

  • 軍の規模をどれくらいにするのか?(兵力量)
  • 軍の中で誰をどんな役職につけるか?(人事)

を扱います。これら陸軍省・海軍省が扱う内容をまとめて軍政事項と呼びます。なので、陸軍省と海軍省のことを軍政機関と言います。

参謀本部と海軍軍令部

一方、内閣に属していない参謀本部海軍軍令部は、

  • 実際に戦う時にどうやって戦うのか?(作戦・用兵)

を扱います。この参謀本部・海軍軍令部が扱う内容を軍令事項と呼びます。なので、参謀本部と海軍軍令部のことを軍令機関って言います。

統帥権とは

統帥権は「実際に戦う時にどうやって戦うのか?(作戦・用兵)を決める権限」のことです。

将棋で例えるなら、僕たちが将棋を指す時は統帥権を行使しているわけです。

統帥権は天皇大権の一つ

大日本帝国憲法のもとでは、統帥権を持っているのは天皇です。統帥権は天皇大権の一つとされていました。

天皇を参謀本部と海軍軍令部がサポートする

ただ、「天皇は国家機関のサポートを受けながら権限を行使する」ってことになっていて、「天皇大権の一つである統帥権の行使をサポートするのは参謀本部・海軍軍令部」ってことになっていました。

将棋盤の前に座っている天皇のうしろから、参謀本部・海軍軍令部が「序盤、中盤、終盤、隙のない作戦で駒たちを躍動させましょう!」ってアドバイスしてサポートするって感じ

将棋で例えるなら、将棋盤の前に座っている天皇に対して、参謀本部・海軍軍令部が「序盤、中盤、終盤、隙のない作戦でいきましょう!」「駒たちを躍動させていきましょう!」ってアドバイスしてサポートするって感じです。

大日本帝国憲法についてはこちら

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