マイナンバーカード事実上義務化の件でむっちゃ分断が起きているので、思ったこと・考えたことをまとめておこうと思います。
マイナンバー制度をめぐる対立の構造
マイナンバー制度に賛成な人
- 自民党が大好きな人
- マイナンバー制度の目的や意義を理解している人
- ポイントがもらえるのがうれしい人
- マイナンバー制度(カード)によって得をする人
- 熱くなって反対するのはカッコ悪いと思っている人
マイナンバー制度に反対な人
- 自民党が大嫌いな人
- 国家権力が大嫌いな人
- なんかよくわかんないけど怖いって思っている人
- 自分の収入を誤魔化して税金を少なく払っている人
- とりあえず反対したい人
- マイナンバーカードを発行するのが面倒な人(←反対しているわけではなく、ただ発行していないだけかも)
僕が思ったこと
マイナンバー制度に賛成な人は、反対派に対して「明確なメリットがあるのに反対するなんてアホだな…わかってないな…」って思うのをやめるべき。
- マイナンバーという手段に反対しているのか?
- 「国家が国民一人一人を把握して、一人一人のニーズに合う行政サービスを提供できる社会」という目的に反対しているのか?
- 自民党政権に反対しているのか?
をちゃんと分けて理解することが必要。
その上で、どんな社会にしたいのか?を一緒に考える。反対派がどんな社会を望んでいるのか?を考える。
もしかしたら「国民一人一人のニーズに合う行政サービスを提供してくれなくていいから(大雑把でムダがあってもいいから)、国民と国家の距離が大きい社会」を望んでいるのかもしれない。
マイナンバーカード事実上義務化の是非について議論する前に、どんな社会にしたいのか?について話し合うことが必要だよね。マイナンバーカードはあくまで手段なんだから。
ABOUT ME
関東で生まれる → 公立中学校 → 公立高校 → 1年間浪人 → 東大(教育学部) → 東大院(教育学研究科) → 修士課程修了(教育学) → 公立中学校の教員に → 退職 → ブログをがんばる → ?