先日、シンガポールに行って「これって日本の未来のシナリオの一つかも！」って感じました。
ってことで、「日本もこういう方向性で突き進めば『国』が豊かになるんじゃね？？？」って思ったことをメモしておきます。
①外国人に頼りまくる
国民（日本人）に新たな価値を作る作業（＝GDPを上げる作業）をやってもらうのは無理っぽいので、富はなるべく外国から引っ張ってきます。優遇措置をとることで優秀な外国人に来ていただいて、思いっきり頑張ってもらいましょう。
一方、日本人は日本にある既存の価値（＝自然環境、歴史、文化）を思いっきり活用して、外国人が観光でお金を落としてくれるのに期待しよう！
②成長を諦める
日本人は（一部の優秀な人を除き）無理して成長しようとしなくていいのかも。今だってそれなりに幸せなんだから、「より豊かになること」は潔く諦めるのが吉。
それよりも「それなりに幸せな今までの生活が続くこと」に満足して（＝現状維持に徹して）、優秀な人の邪魔をしないように犯罪だけは犯さないようにします（←監視カメラをたくさん作って・・・）。
これで国は豊かになるのかなって不安に思う（マジメな）人もいるかもしれませんが、きっと大丈夫。外国人が日本でたくさん稼いで分母（＝日本人）の人口がこのまま順調に減少すれば、一人当たりGDPは上がるから・・・。
↑自動運転の監視カメラ
③すべては自己責任
教育システムはちゃんと整えて、成功できない・貧しい場合は「自分の努力・能力不足が原因だから仕方ない」って思うことにしよう。
貧乏から抜け出したかったら自立に向けて頑張る。もしくは家族に助けてもらう。努力や能力が足りない人に社会福祉としてお金をたくさん使うのはもったいないので、自分で頑張るか家族に助けてもらってください。
④食べ物は安く
でも貧相な生活すぎるのはかわいそう。なので、日本人向けの食べ物は低価格を維持しよう。おいしくて安い日本の料理を食べることができれば、ほとんどの国民は満足するはずだし・・・。
外国人労働者に”実習”という名目で低賃金で働いてもらって、そうやって収穫した安い農作物を飲食店の人に（低賃金で）おいしく調理してもらえば、低価格維持も不可能ではないはず。
⑤外国人と居住エリアを分ける
外国人駐在員が生活するエリアと現地人（日本人）が生活するエリアをはっきり分けます。お金持ちの外国人を街中で見かけた日本人が嫉妬してしまわないように・・・。外国人と日本人の無闇な接触はできるだけ避けるが吉。日本人は今まで通り英語を喋れなくてOK。
富を生み出してくれる優秀な外国人駐在員のために、豪華なコンドミニアム（賃貸型リゾートマンション）を作ります。
↑外国人駐在員向けのコンドミニアム
⑥形だけの民主主義にする
日本人は政府が”美しい国ニッポン”を作ってくれることを信じて、国の未来を政府に丸投げをします。国の未来についてしっかり考えるのは難しいし面倒なので。
政府に不満がある時は、SNSでハッシュタグをつけた抗議ツイートをすればOK。政府も”国民の声を聞いているアピール”をするために何かしら動いてくれたり検討してくれたりするはず。そうすれば自分が国家を動かしている疑似体験ができて、十分に満足感が得られるので・・・
★★★
こうすればいーんじゃないでしょうか？国民が豊かにならなくても「国」は豊かになれるんだし。
そんな「国」、僕は絶対にイヤですけど。
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