【地理】白夜と極夜の仕組みをわかりやすく

太陽が沈まない現象(白夜)について説明をします!

太陽が沈まない現象(白夜)

地球には一日中、太陽が沈まない時期・地域があります。この現象を「白夜(びゃくや)」と言います。
白夜=太陽が沈んでも暗くならないか、または太陽が沈まない現象
高緯度地域で起こる
太陽が沈まない現象(白夜)は、高緯度の地域で起こります。
(理由)地軸(自転の軸)が約23.4度傾いているため、高緯度の地域は夏に一日中太陽の方を向くことになるから
白夜はなぜ起こるのか?
前提知識
まず、前提知識について説明します!
地球は、約1年(365日)かけて太陽の周りを回っています。この運動を公転(こうてん)と言います。

また、地球自体もくるくると回転しています。この運動を自転(じてん)と言います。
自転には回転の軸があります。自転の回転軸のことを地軸(ちじく)と言います。

地軸 = 北極点と南極点を結ぶ直線。地球の自転軸。
地軸は約23.4度傾いています。
なので、地球が自転しながら太陽の周りを公転する様子を図で示すと、こんな感じになります↓

北半球にある日本での四季の移り変わりはこんな感じ↓

- 夏:地軸の北側の部分が太陽の方を向いている時期(太陽のエネルギーをたくさん受ける時期)
- 冬:地軸の北側の部分が太陽と逆の方を向いている時期が冬(太陽のエネルギーをあまり受けない時期)
※北半球の場合です。南半球の四季はこれの逆になります(→オーストラリアのクリスマスは暑い)。
白夜の仕組み・原理
地軸(自転の軸)が約23.4度傾いているため、高緯度の地域は夏に一日中太陽の方を向くことになる
→太陽が沈まない現象(白夜)が起きる

北半球の夏の場合で考えてみます!
地軸の北側の部分が太陽の方を向いている時期が夏。なので、北半球の夏は上図のような状態になります。
「A」の地域は、地球が自転すると太陽の方を向いていない(太陽に照らされない)時間帯があるのが分かります。

例えば日本がこれ。毎日必ず夜が来ますよね。
一方、高緯度の地域である「B」の地域は、地球が自転しても常に太陽の方を向く(太陽に照らされる)ことになります。

ずっと太陽が沈まない。こうして白夜が起こります。
※夏限定。一年中、太陽が沈まないわけではない
自分を太陽に見立てて考えてみるとわかりやすいです。

このように地球儀を持って地球を自転させてみると、太陽である自分からずっと見えている地域がある!ってことが確認できます。
白夜は緯度が何度以上の地域で起きる?
太陽が沈まない現象(白夜)は高緯度の地域で起こるっていうけど、じゃあ、緯度が何度以上の地域で起きるのか?
自分で答えを出したい人は、いったんここでストップして考えてみてください!
(答)太陽が沈まない現象は、緯度が約66度以上の地域で起きます。
(理由)地軸が約23.4度傾いているから

90度 - 23.4度 = 約66度
ちなみに、世界地図(地球儀)を実際に見ると、緯度が約66度のところに線が引いてあります。
- 北緯66度あたりの線=北極線
- 南緯66度あたりの線=南極線
この北極線と南極線よりも高緯度の地域のことを、それぞれ
- 北極圏
- 南極圏
と言います!
太陽が昇らない現象(極夜)
太陽が沈まない現象(白夜)とは逆に、一日中、太陽が昇らない地域があります。この現象を「極夜(きょくや)」と言います。
極夜=太陽が昇っても明るくならないか、または太陽が昇らない現象
仕組みは白夜の逆です!(省略)








