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皇族の人数は増やすべきなのか?皇室典範は改正するべきなのか?

モチオカ(望岡 慶)

現在、皇室典範の改正が大きな注目を集めている。この議論の根底にあるのは、「皇族の人数確保」という切実な課題である。

しかし、本当に「皇族の人数を増やすべき」なのだろうか?

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皇室の現状

現在、皇族の数は16名ほどまで減少しており、皇族一人あたりの公務負担の増大と、安定的な皇位継承が困難になっていることが問題視されている。

皇位継承のルール

現行の皇室典範第1条では、皇位は「男系男子(父親が天皇の血筋である男子)」が継承すると定められている。

  • 愛子内親王: 天皇の娘であるが「男系女子」のため、現行ルールでは継承権がない。
  • 悠仁親王: 次世代で唯一の「男系男子」であり、将来の即位はほぼ確定的。

しかし、悠仁親王の世代に他に男子がいないため、将来的に男子が生まれなければ、現在のルールでは皇室を維持できなくなる可能性がある。

なぜ皇族は減ったのか

皇族減少には主に3つの理由がある。

  1. 戦後のGHQによる改革: 天皇の権威を弱体化させるため、多くの皇族が強制的に皇籍を離脱させられた。
  2. 皇室典範第12条: 女性皇族は結婚すると皇籍を離れるというルール。
  3. 近年の出生傾向: 男子の誕生が少なく、女子が多く生まれたこと。

現在検討されている2つの対策案

この危機を乗り越えるため、現在2つの案が議論されている。

旧皇族の男系男子を「養子」に迎える戦後に民間人となった旧皇族の血筋を、養子として皇族に復帰させる案。自民党などはこの案によって公務の負担軽減と安定的な皇位継承の両立を目指している。
女性皇族が結婚後も皇族に残る結婚による離脱を防ぎ、公務の担い手を確保する案。ただし、これが即座に皇位継承問題の解決につながるかは別議論となる。

皇室典範を改正するべきなのか?

・・・わからん。いろんな考えがグチャーってなって、答えが出せない。

男系男子で続く今の天皇のあり方はなるべく維持できたほうが良いとは思う。でもそのために民間人になった人を皇族に戻したり、女性皇族が結婚後も皇室から逃れられなかったりするという、負担をかける制度変更をする必要まではないんじゃないかな。

伝統は大切だが、それは今を生きる人を犠牲にしてまで守るものではない。

伝統のために今を生きる人に犠牲を強いる考え方は、日本の国体維持のために若者を犠牲にした神風特攻隊のような気持ち悪さを感じる。なんでそんなに「国体を維持」したい?わからん

過去、日本人は皇族を散々利用してきた。この前NHKの映像の世紀でも昭和天皇の特集をやっていたけど、昭和天皇が周りの人たちの願望を実現するために利用されてきたことがよくわかった。これ以上、皇族の方々を利用する方向に行きたくない。

皇族の方々、養子として皇族に戻るかもしれない旧皇族の方々はどう思っている?

ってなると、君主制じゃなくてもいいんじゃない?とかも思う。そもそも君主制って必要なのか?いっそのこと、今の形が維持できなくなったら共和制へ移行するなど、自然にフェードアウトしてもいいのでは?とも思う。

でも、すべてを背負わされている悠仁親王の重圧や、その将来の結婚相手にかかる想像を絶するプレッシャーを思えば、法改正によって仲間を増やし、負担を軽減してあげるべきだという考えも理解できる。

答えが出せん。

これからも君主制を維持するべきなのか?男系男子で続く今のあり方が維持できればいいと思っているけれど、それって皇室の方々の負担あってこそなんだよね・・・。この不平等・差別を前提とした社会に、自分がいるってのがしんどい。

さらに勉強を深めて、今後もこのテーマについて考えていきたい。

参考文献

西川恵(2016). 『知られざる皇室外交』. KADOKAWA.

君塚直隆(2024). 『君主制とはなんだろうか』. 筑摩書房.

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