原始・古代

【日本史】旧石器時代・縄文時代・新石器時代の違いをわかりやすく

モチオカ(望岡 慶)

「旧石器時代」「新石器時代」「縄文時代」の違いはわかりにくい。

ってことで、わかりやすく説明したいと思います!

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3つの方法で時代区分しているからわかりにくい

中学校・高校の歴史の教科書で出てくる時代区分は

  • 気候による時代区分
  • 考古学による時代区分
  • 歴史学による時代区分

に分かれていて、それらがごちゃっと使われています。だからわかりにくい!

気候による時代区分

約1万年前に地球が温暖化して氷が解け、海面が上昇した結果、日本列島ができました。

教科書では、この温暖化より前の時代を「氷河時代」と表現しています。

※温暖化より後の時代の呼び方は出てこないので覚えなくてOK

関連:日本列島の誕生と縄文文化について

考古学による時代区分

考古学は、土の中から掘り起こされるモノなどから「こんな生活をしていたのかなあ」って推測をする学問です。

※超ざっくりな説明

温暖化する前の時代の土の中からは打製石器が大量に出てきました。そこで、この時代のことを「旧石器時代」と呼ぶことにしました。

※石は硬いけど、カチカチって打ち欠くことでスパンって割れて、切れ味の良い刃物みたいになったりする。そうやってカチカチって打ち欠くことで作った切れ味の良い石のことを打製石器って言います。

一方、温暖化した後の時代の土の中からは打製石器に加えて磨製石器も大量に出てきました。そこで、この時代のことを「新石器時代」と呼ぶことにしました。

※石をカチカチ打ち欠いて作る打製石器の切れ味はちょっと物足りない。そんな中、石の表面をスリスリと磨くと切れ味が抜群になることを発見した人がいた。こうやってできた石器を磨製石器って言います。

※温暖化した結果、木が増え、木材を切って竪穴住居などを作る需要が高まった。磨製石器は木材を切る道具などとして利用された。

歴史学による時代区分

歴史学は、土の中から掘り起こされるモノだけでなく、文字で書かれた史料なども使って「こんな生活をしていたのかなあ」って推測をする学問です。

※超ざっくりな説明

温暖化する前の時代を「旧石器時代」と言います。これは考古学での時代区分と同じ。

気候が温暖になった後、日本列島ではどんぐりなどの木の実を採集することもできるようになりました。

ですが、どんぐりなどの木の実はグツグツと煮てアク抜きをしないと食べられません。そのため器が必要になり、この時代以降たくさんの土器が作られるようになった。

※温暖化以前の移動生活の時は持ち運ぶものを少なくして身軽にする必要があったけど、定住生活が始まった結果、大きな土器を所有しても不便じゃなくなった・・・ってのもあると思う

この時代の土器の表面には縄目の文様が付けられていることが多かった。そこで、この縄文土器が使われていた時代を「縄文時代」と呼ぶようにしました

岩宿遺跡についてはこちら↓

関連:日本列島の誕生と縄文文化について

まとめ

温暖化以前の時代:旧石器時代

温暖化以後の時代:新石器時代(もしくは縄文時代)

動画でも解説

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