中国地方

古代出雲歴史博物館は出雲大社に行ったらセットで観光するべき

モチオカ(望岡 慶)

出雲大社の隣にある古代出雲歴史博物館に行きました。

かなり見どころがある博物館だったので、魅力をまとめておきたいと思います。

古代出雲歴史博物館とは

島根県出雲市にある歴史系の博物館(2007年開館)。出雲大社の隣にあるので、出雲大社とセットで観光するのがおすすめ。

博物館の主なテーマ・内容

  • 出雲大社の歴史
  • 古代出雲の人々の生活
  • 弥生時代や古墳時代の金属器
  • 島根県の歴史

所要時間は1〜2時間ってところかなと思います(神話シアターの映像を全部見るなど、じっくり見れば3時間くらいかかるかも)

古代出雲歴史博物館の見どころ(魅力)

この博物館の見どころはビジュアルに訴える圧巻の展示品。

他の博物館って、ぱっと見で「これはすごい!!!」って感じる展示物がなかったりしがちなんですけど、

この古代出雲歴史博物館はシンプルに「すげーーーー!!!」って思える展示物を持ってます。

①出雲大社の模型

まずはこれ!平安時代の出雲大社本殿1/10推定復元模型です。

階段なが!!!

歴史の教科書で昔の出雲大社のイメージ図を見たことはあったんですけど、やっぱり平面の絵と3Dの模型とではわかりやすさ・インパクトが全然違います。

②358本の銅剣・39口の銅鐸

次にこれ。ここでしか絶対に見られない展示物です!

荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣(国宝:1985年出土)

それまでに全国で発掘された銅剣の総数を超える数の銅剣が、この荒神谷遺跡から発掘されたそうです。

これは本当にすごい!目を奪われるとはこのことか!っていう感じでした。土の中からこんなにたくさん出てきたら、そりゃ当時の人はビックリしただろうなあ…って思います。

そして次は、

加茂岩倉遺跡から出土した39口の銅鐸(国宝:1996年出土)

1つの遺跡からの銅鐸の出土例としては最多だそうです。

これだけたくさんの金属器を昔の人は一体何に使っていたのでしょうか…?

どちらも日本史の教科書に載っていたので、この展示を見て「わー歴史の教科書で勉強したやつだー」って妙に感動してしまいました。

歴史が好きだった人は必見!写真じゃインパクトが伝わらないのが残念です。

ビジュアルに訴える展示物が充実

このように、古代出雲歴史博物館はビジュアルに訴える展示物が充実しています!

僕は「ビジュアルに訴える展示があるかどうか」が博物館(の集客)にとって大事だよね!って思っているので、ここはとても良い博物館だなあーーーと思いました。

あと、

出土した銅剣・銅鐸(錆びついた発掘物)とあわせて、当時のキンピカな状態の復元品を展示してくれていました。過去をイメージしやすくてありがたかったです。

銅鏡の展示もされていたのですが、錆びついた銅鏡だけじゃなく、ザ・鏡!って感じのキンピカの復元品も横に置いてあったんですよ。

普通の博物館だと銅鏡の模様の方を見せていることが多くて、「なんでこれが鏡なの?わからん!」って感じなんですけど、こうやって展示してくれると「あー、確かに鏡だなあ」って思えます。ありがたや!

ちなみに神話シアターなるものがあって、古代出雲の神話に関するムービーを見ることができます。

見終わった後はなんとも言えない気持ちになるので、これはぜひ実際に体験してほしいと思いますw

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