下関観光の記録(唐戸市場・日清講和記念館・赤間神社など)【2022年3月】
2022年3月に関門海峡を渡って山口県下関市に行ってきました。
その旅行記をブログ記事として残しておきます!
関門海峡を渡って山口県へ
山口県に到着しました!
下関の観光スポット
みもすそ川公園
関門トンネル人道(下関口)を出てすぐのところに、みもすそ川公園という公園があります。
源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦に面している場所。
ということで、源平合戦で活躍した源義経の像があります。8艘の船をピョンピョン飛び移って攻撃から逃れた「八艘飛び」の様子。
また、平氏側の安徳天皇が海へと身を投じた場所なので、安徳帝御入水之処碑も立っていました。
さらにここは、源平合戦だけでなく江戸時代末期(1863〜64)の事件の舞台でもあります(下関戦争)。
攘夷論を掲げていた長州藩が、この関門海峡沿いに砲台を造り、1863年5月10日に外国船を砲撃したんです。
その後、1864年にイギリス・フランス・アメリカ・オランダの四国連合艦隊により報復されてしまいましたが…。
ということで、長州砲のレプリカが設置されています。このうち1つは硬貨を投入すると砲撃音と煙が出るとのこと(知らなかったー…)。
次は15分ほど歩いた場所にある唐戸市場(地方卸売市場)へと朝食を食べに行きます!
唐戸市場
この唐戸市場は毎週末(金曜〜日曜)と祝日に、たくさんの屋台が出店する飲食イベントが開催されます(活きいき馬関街(ばかんがい))。
ってことで大混雑でした!まだ朝9時なのに!こんなに人が多いとは思わなかった…!
こういうザ・市場!っていう場所に慣れていなくてビビってしまったので、ひとまず2階に避難。
ぼっちには難易度が高いー。市場ってグイグイ系のコミュニケーションが必要で難しい。
勇気を出して、市場をブラブラ。どのお店も同じような寿司を売っているので、どこで買うのがいいのかわからんー…。
何も買えずに、GoProを持って10分くらいひたすら歩く。。。ただの変人(笑)
ただ、見てるとどれもおいしそうで、一貫300円でも安く思える不思議な感覚を体験しました。
下関名物のフグもありました!
迷ってても仕方ないので、結局「どれでもいいや!」って感じで適当に買いました笑
ぼっちには難易度が高かったぜ…
ちなみにお寿司は1貫から注文することができて、パックに詰めてくれます。これでちょうど1000円だったと思います。
とらふぐ。うめー!
マグロの脳天ってやつ。うまかった!
「これもどう?」っておばちゃんに言われて買ったやつ。何のネタなのかはわからん笑
サーモン。なんだかんだサーモンが一番おいしい説
ホタテ。うまかった!
市場で買ったものは外で海峡を見ながら食べるのがおすすめです。
次は日清講和記念館へ。
日清講和記念館(春帆楼)
唐戸市場から徒歩5分くらいの場所に、日清講和記念館があります。
日清戦争の講和条約(下関条約)が結ばれた料亭「春帆楼」(しゅんぱんろう)の隣に開館された施設です。
日清戦争は、朝鮮半島の権益をめぐり対立していた日本と清国の間で1894年に勃発した戦争。
戦況は日本軍の圧倒的優勢に進み、清国は講和を模索。1895年から下関講和会議が開催されました。
日本の全権は伊藤博文と陸奥宗光。清国の全権は李鴻章です。
ちなみに講和条約(下関条約)では、清国が日本に朝鮮の独立承認、領土の割譲(遼東半島・台湾など)、賠償金2億両の支払い等を約束しました。
関連:日清戦争について
この日清講和記念館には、講和会議で実際に使われた調度品などが展示されていました。
展示自体はごくわずかですが、無料で入れるので、唐戸市場に行くついでにぜひ立ち寄ってみてください!
赤間神宮
日清講和記念館の隣には赤間神宮があります。ここも下関の名所。
1185年の壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祀っている神社です。
ただ、僕個人の感想を言うと、神社って行ってもあまりピンと来ないんですよね。神社に関する知識が全然なくて、見ても「ふーん…」しか思えないー。もうちょっと勉強します…
それにしても、なんで祀ったんだろう?霊が怖いから?
関門連絡船に乗るために、唐戸市場の方へと戻ります。
李鴻章道
赤間神宮のすぐ隣が日清講和記念館。
日清講和記念館には「李鴻章道」と呼ばれる細道があります。
教科書には載っていませんが、1895年3月24日、第3回の会議を終えた李鴻章が宿舎へと戻る途中に日本人の青年に狙撃されたそうです。
そこで事件後は、李鴻章は大通りを避け、この山沿いの道を往復するようになったとのこと。これが「李鴻章道」。
旅行の良いところって、教科書に載っていなかった内容を学べて、物事を深く知るきっかけが得られることですよね!