九州地方

関門海峡を徒歩と船で渡ってきたけど、船の方が圧倒的に面白い

モチオカ(望岡 慶)

2022年3月に関門海峡に行ってきました。

その旅行記をブログ記事として残しておきます!

小倉駅から関門海峡へと向かう

小倉駅近くの魚町駅から西鉄バスで関門海峡(関門トンネル人道口駅)へ。だいたい50分くらい。

関門海峡を徒歩で渡りに行きます!

※関門海峡は4つのルートでつながっていますが、そのうち「関門トンネル」は人が徒歩で通れるようになっています。

関門海峡が見えてきました。天気が良くなるといいなー。

昨日行った門司港駅の横。門司港駅には九州鉄道記念館もあるんですよね。ここも行きたかったー。

門司港レトロ地区の横を抜けて、、、

関門海峡

関門海峡に到着!きたー!

すごい迫力!絶景!本州が近い!かっこいいー!この関門橋は自動車専用です。

関門海峡の景色がすごすぎて、ずっと眺めていられます。

一人旅の良いところは「いいなー」って思ったところを飽きるまで堪能できることですよね!

関門海峡の基本情報

名前の由来

馬関(現在の下関市)と門司(現在の北九州市門司区)から

歴史上の主な出来事

1185年、壇ノ浦の戦いで安徳天皇が入水市、平家一門が滅亡(治承・寿永の乱)

1612年、巌流島(船島)で宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘

1864年、下関戦争

1895年、下関条約@割烹旅館(春帆楼)

下関要塞(明治時代は関門海峡、周防灘の沿岸防備、昭和は朝鮮海峡の防備など)

1942年、関門鉄道トンネルが開通

1945年、アメリカ軍により機雷敷設が行われる

航海の難所・交通の要衝

関門海峡は本州(山口県下関市)と九州(福岡県北九州市)を隔てる海峡。

古来、本州と九州、日本とアジア大陸を結ぶ重要航路であり続けてきました。

近現代においても、関門海峡は瀬戸内海へと入っていく交通の要衝です。1日に約480隻の船舶が通過します(2018年度のデータ)

大きく湾曲した細い海峡で流れが速く、さらに1日4回潮流の向きが変わるので、航海の難所と言われています。

ちなみにここらへんが壇ノ浦。源平合戦の最後の舞台です。

超大きなコンテナ船がやってきました。かっこええ!

航海するのが難しい航路なので、小さい船が誘導係っぽいことをしていました。

4つのルートがある

  • 鉄道トンネル(1942〜)
  • 国道トンネル(1958〜)
  • 関門橋(1973〜)
  • 新関門トンネル(1975〜)

今回歩いて渡るのは国道トンネルです。

関門海峡を歩いて渡る(関門トンネル人道)

では、歩いて関門海峡を渡ります!

人が通れる道は地下にあります。

入口にトイレが併設されています。トンネルにトイレはないので、渡る前にへ行っておくことをおすすめします!

ちなみに徒歩なら無料(1972年までは大人10円、子供5円の通行料が必要だったらしい)

エレベーターで地下58mまで潜ります。

これが関門トンネル人道。ひたすらまっすぐです!(約780m) 実は国道2号。

非常用の階段もありましたが、普段は使うことができません。

この人道トンネルの上は自動車が走っています。車の音がすごい…(そして怖い)

出発!

かなり雰囲気が怖いのですが、人が結構いました(誰もいなかったらむっちゃ怖そう)。

ここが福岡県と山口県の県境!好きなだけ福岡県と山口県を往復できます(笑)

もうすぐ到着!

ゴール!!!!約15分でした。長い道を歩くと、今まで歩いてきた道を振り返りたくなりますよね(意味深)

エレベーターで地上へ。

関門トンネル人道、楽しかったー。

ぶっちゃけただ歩くだけですけど笑、「歩いて九州と本州を渡った」っていうネタになるので、関門海峡に来たら絶対徒歩で渡ってみるべきです!

ちなみに帰りは別の帰り方があるので、「また歩くのか…」って思わなくて大丈夫です(後でくわしく)

関門トンネル人道の歴史

このトンネルは1958年に開通しました。

国道トンネル完成までは苦難の連続。1937年に調査工事に着手してから建設工事に21年かかり、53名が亡くなったそうです。

くわしくはWikipediaへ

関門連絡船

山口県下関で唐戸市場・赤間神社・日清講和記念館を楽しんだ後、、、

関門連絡船に乗って九州(門司港)に帰ります。

船のチケットは大人400円。1時間にだいたい3回、下関(唐戸)と門司港を往復しているとのこと。

船に乗るのは東京ディズニーシーのアトラクション以来です笑 楽しみ!

景色が良い2階席がおすすめ!

出発!門司港へと突っ走ります。所要時間は約5分。

むっちゃ気持ちいい!!!!!最高!!!!!!

地下を徒歩で歩く関門トンネル人道も面白いですが、この船はマジで楽しいです!

たぶん今回の九州旅行で一番テンションが上がった瞬間でした笑

関門海峡にきた人は絶対乗るべきです!

あーもう到着してしまった…。これにて関門海峡とはお別れ。

今から八幡製鉄所へと向かいます!

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