福岡県

【続100名城めぐり #1】小倉城(181)【旅行ブログ】

 

2022年3月に小倉城に行ってきました。

その旅行記をブログ記事として残しておきます!

 

https://www.youtube.com/watch?v=CBlGmdi2fZI

 

門司港駅から小倉駅へと向かう

門司港レトロを楽しんだ後、普通列車で小倉駅へと向かいました。

 

 

小倉駅に到着!ここから歩いて小倉城へと向かいます!

 

 

小倉駅から小倉城へ

小倉城の城下町(町人地)

小倉駅の近くには大きな商店街があって、ザ・繁華街!って感じでした。

こういう商店街の雰囲気、あまり慣れていないので緊張。。。

 

 

商店街を抜けると川があり、常盤橋という橋がかかっていました。

 

 

この橋を挟んで西側が武士が住んでいた地域、東側が町人が住んでいた地域だったらしいです。

さっき通った商店街は、昔は町人が住んでいた地域だったわけです。

「小倉駅の近くってなんかゴチャゴチャしているなあ…(若者が多くて居酒屋が多い繁華街だなあ)」って第一印象で思ったんですけど、城下町の町人地だった、っていう過去があるからなんですね。なるほど。

 

武士が住んでいたエリア(小倉城方面)へと向かいます。

 

 

長崎街道

そしてこの橋を渡った先にある道が、、、

 

江戸時代に整備された、長崎街道という道です。

 

小倉から長崎に至るルート。

外国との交易を制限する「鎖国」政策のもとで唯一、外国との交易を行うことができた港の長崎へと通じるルートということで、長崎街道はとても重要なルートだったらしいです。

望岡 慶
望岡 慶
小倉は交通の要衝だったわけですね!なるほどー!

 

 

しばらく歩くと、派手な建物がありました。リバーウォーク北九州という商業施設で、北九州を発展させよう!っていう計画のもと作られたみたいです。

 

 

小倉城

リバーウォーク北九州を抜けると、目の前には小倉城が!きたー!

 

 

立派な堀です。最近、お城にハマってきました笑

 

 

望岡 慶
望岡 慶
城によって石垣の雰囲気が違ったりして、結構面白いです!

 

 

武蔵と小次郎の像。北九州は武蔵・小次郎をやたらと推してますよね。

 

 

そしてこちらが小倉城の天守閣!

 

 

続日本100名城スタンプを押す

真っ先に向かったのが、続日本100名城のスタンプ場。

九州旅行の直前に、「せっかくなら…」ってことで城巡りのスタンプ帳を買いました。これから頑張って日本各地のお城に行って、スタンプを集めまくりたいと思います!気づいたらお城マニアになってそう。。。

 

スタンプを押せて一安心したので、小倉城の中に入ります!

 

 

 

小倉城の見た目について

ちなみにこの小倉城、今はこんな見た目ですが、

 

 

もともとはこんな感じの見た目だったらしいです。屋根がシンプルで、現在の姿とは全然違いますよね。

 

本当は最上層以外、屋根の飾り(破風)がない構造だったみたいなんですけど、

1950年代に再建される際に、地元の人々から「カッコよくないと観光客に訴える力がない!」って感じ要望が入り、その結果、飾り(破風)が追加されたようです。

望岡 慶
望岡 慶
そこは史実通りに復元してよ!って思うのは僕だけでしょうか…?

 

屋根の飾り(破風)がない史実通りの見た目にしておいた方が、「独自性があって実際に見に行く価値があるお城!」ってことでもっと観光客が増えたのでは…?って思います。

悪口になりそうで大きな声で言えないのですが、先見性がない…ってのが北九州の特徴?(第二次産業に頼りっきりだった八幡しかり)

 

 

城内

城内には、様々な展示があります。

かなりキレイに整備されているので、お城っぽくはないです。正直、城としての面白さは弱いかもしれません。

 

 

こちらが小倉周辺の昔の地図。中央の橋を挟んで、西側がお城、東側が町人地となっています。

 

その他の写真

 

 

天守閣からの景色。周辺に高い建物がたくさんあるので、絶景!とは正直思いませんでした…。

って、悪口ばかりになってしまいましたが苦笑

 

 

小倉城の基本情報

歴史

1569年築城(中国地方の毛利氏が城を築いた:毛利勝信)

1837年、失火のため天守閣が焼失

1866年、第二次長州征討の混乱の中で小倉藩が自ら城を焼却

明治時代から第二次世界大戦中には、歩兵第12旅団や第12師団の司令部が城内に置かれた

1959年に天守閣が再建される

 

写真

 

構造

海城の一種(海城は瀬戸内海周辺に多く見られる)

城の石垣は切り石を使わずに自然の石を積み上げる野面積み(のづらづみ):足立山から石を運んできた

 

 

小倉城周辺を散策

小倉城見学を楽しんだ後、近くを散策することに。

 

トイレで有名なTOTOの看板が!本社は、ここ北九州市小倉にあります。

 

 

こちらは紫川。小倉城を守る、天然の堀として機能したとのことです。

 

 

しばらく歩くと、地図を発見。北九州の地に、なぜか「長崎への原爆投下」に関するモニュメントが…。

せっかくなので見に行きます!

 

 

小倉は原爆投下の候補地だった

実はこの小倉の地は、原爆投下の候補地だったんですよね。

江戸時代が終わった後、小倉城があった場所には陸軍の施設(兵器工場)が設置されました。

そのため、小倉が原子爆弾の第2目標とされたのです(第1目標は広島)

 

しかし、原爆投下日の1945年8月9日、小倉市上空は視界不良。その結果、小倉への原爆投下は中止になり、次の目標地である長崎に原爆が落とされることなりました。

 

このような経緯から、小倉の地に「長崎への原爆投下」に関するモニュメントが設置されることになったんです。

小倉はいろんな歴史がつまった場所で、とても勉強になりました!

望岡 慶
望岡 慶
最後までお読みいただきありがとうございました!

続きはこちら→関門海峡を徒歩と船で渡ってきた

 

Vlogはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=CBlGmdi2fZI

 

福岡県の観光スポットまとめ記事はこちら

福岡県のおすすめ観光スポットまとめ【旅行記】

 

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