たしかに「マジかー・・・アホなことするなー・・・」って思った。
でもさ
迷惑行為をする人の中には、発達障害を抱えている人や、いわゆる”グレーゾーンの人”もいるんじゃないの?って思う。
そういう人って、友達が笑ってくれたり喜んでくれたりするのが好きだったりするんだよね。
他人の要求に応えたり、たとえ要求されていなくても、「醤油のボトルを舐めたら笑ってくれるかな」とか「レーンの上の寿司に唾をつけたら面白いかな」とか考えたりして、ヤバイことをやっちゃう。
「喜んでくれるのがうれしい」っていう、すごくピュアな気持ちで。
★★★
社会には、そんなピュアな気持ちを利用して あえて「アホなことをやらせる人」がいる。
自分だったら絶対にやらないようなことを他人にやらせて、動画を撮って、SNSに投稿する人がいる。
なぜか?
面白いから。バカにしたいから。「こいつはアホだ」「こいつは障害者だ」って思ってるから。その”友達”を利用して、SNSでいいねをもらいたいから。
で、そういう人は「別にいいよね。本人も楽しそうにしてるし」って自分を正当化する。友達がヤバイことをやってるってわかってるくせに。
僕はこういう人たちのことを心の底から軽蔑する。
“その場を盛り上げる”ためにアホなことをやらせようとしたり、
”その場を盛り上げる”ために今にもアホなことをしそうな人に、ケラケラ笑いながらカメラを向ける・・・
ほんとに軽蔑する。
・・・それが友達のやることなの?
違うでしょ。
ヤバイことをしようとしている人に「それはダメだよ」って言うのが友達でしょ。
一番罪深いのは、周りでニヤニヤしてる人たちだ。
★★★
今回、表沙汰になった事件(はま寿司、スシローなど)がすべてこのパターンなのかはわかりません。
全くもって発達障害でもグレーゾーンでもない!のかもしれません(まあこういうことをしちゃう・・・ということが、”そういうこと”なのかもしれないけど)。
でも、彼らが次のどちらかであるってのは間違いありません。
・「何らかのペナルティを受けることになる(=ヤバイことをしている)」ってことがわかっていない人
・わかっていても、その場を盛り上げるためならラインを越えてしまう人(冷静な判断ができない人)
そうである以上、必要なのは彼らへの支援です。
彼らが同じ過ちを繰り返さないよう、そして彼らがより良く生きられるようサポートすること。
これこそが、僕たちがやるべきことです。
・・・
キレイゴトを言っているなコイツ・・・って思いました?
でも、少なくとも「彼らの名前や学校を特定して叩きまくること」「厳罰化して厳しい罰を受けさせること」が必要なことだとは僕は思いません。
正義感を振りかざし、彼らの未来を潰して「あースッキリした」って溜飲を下げることが必要なこと・・・だとは僕は全く思いません。
もちろん、彼らが(発達障害であろうとなかろうと、グレーゾーンであろうとなかろうと)ヤバイことをして企業に損害を与えたことは事実。なので、罪を償うことは必要です。
ただ、それは本質ではない。
必要なのは、彼らが再び間違わないようにしっかりと支援すること。
そして、間違いを犯す人が新たに出てこないよう、「ヤバイことをしたらとんでもないことになるんだよ」って子供達にしっかりと教えること。
でも、、、
それでも、どんなに手を打ったとしても、これからも間違ってしまう人はどうしたって出てくる。
そういう時に、間違いを犯した人を社会から排除しようとするのではなく、「どうしたらみんなでより良い社会にできるんだろう?」って考えたい。
弱者を排除する社会にはしたくない。
って僕は思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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