中国地方

島根2泊3日旅行記③(城下町、安来の和鋼博物館、出雲空港)【2022年4月】

モチオカ(望岡 慶)

2022年4月に島根県の出雲と松江に行ってきました。

旅行の様子をメモっておきます!

1日目はこちら

2日目はこちら

島根旅行3日目

カプセルホテルで起床

今回泊まったのは松江アーバンホテル キュービックルーム。

悪くないホテルだったけど、やっぱりカプセルホテルは乾燥するよなあ・・・

朝の宍道湖

むっちゃきれい!

夕日もきれいだけど、朝は朝で順光できれい。

夕日だけじゃなくて朝も見にくるべき!

竹島資料室

松江城のすぐ近くにある竹島資料室へ。

とても小さな博物館だけど、

竹島に関する動画を視聴できたり、竹島の歴史や竹島問題に関するパネルが小学生向け・大人向けに分けて展示されていたりして、竹島についてとても勉強になります。

くわしくはこちら

竹島資料室に行って領土問題は未解決なのがベターなのかもって思った

松江歴史館

松江の歴史について勉強できる博物館(入場料510円)。

松江城の築城の概要がわかって面白かったです。

松江城

  • 戦国時代の山城 月山富田城は新しい戦術には向かなかった
  • ので、水運に優れる宍道湖の湖畔である松江の地に城を作ることにした
  • もともと湿地帯だった(→開発が難航)
  • 松江城は実戦を強く意識して建造された
  • 武家町、町人町、寺町に分けられていた

現代の町割りは江戸時代に成立したものが多い気がする。江戸時代すごい。

日本の街について理解したかったら江戸時代について勉強するべし。

徳川家康の孫である松平直政が松江藩主になり、その後は親藩の松平氏が廃藩置県まで支配した。

(理由)外様大名の多い中国地方に幕府の拠点を作るため

鉄の生産は松江藩の主力産業だったらしい(奥出雲のたたら製鉄)。

松江は昔から治水が課題だった。

斐伊川とその支流の反乱をヤマタノオロチにたとえた・・・?

すごく勉強になる博物館でした。おすすめ。

所要時間は1時間くらいだと思います。

武家屋敷

松江城の北の方へぐるっと回り、今度は塩見縄手にある武家屋敷へ。

江戸時代に中級武士の屋敷が建ち並んでいた場所で、唯一当時のまま保存されている武家屋敷です(入場料310円)。

武士がどういう暮らしをしていたのか?がイメージできる観光スポットだけど、

建築に興味がないならまあ見なくてもいいかなーって感じ。時間が余った人向け。

所要時間は10〜30分くらいだと思います。

松江三大銘菓

松江城の近くのお土産屋で松江三大銘菓を買いました(702円)。

菜種の里(黄色いやつ)

  • 素朴な味
  • 砂糖を固めただけって感じ

若草(緑のやつ)

  • 餅に砂糖まぶした感じ
  • おいしい

山川(紅白のやつ)

  • 素朴・・・

現代人の僕は「特別おいしいわけではない」って思ってしまった。昔の人はこういう素朴なスイーツを食べてたのかー。

順位をつけるなら若草→菜種の里→山川かな。

砂糖を大量に使えるようになったり西洋式のスイーツが入ってきたりしたら、そりゃこういう素朴な和菓子は人気なくなるよなーって思いました。

鉄道で安来市へ

山陰線で安来駅へ(420円)

和鋼博物館

島根旅行の最後の目的地は鉄の町 安来。

安来

  • 安来港は江戸時代から鉄・鉄製品の積出港として栄えた
  • 現代でも安来市では特殊鋼産業が主要な産業

この安来の地にある和鋼博物館に来ました!

和鋼博物館は日本で唯一のたたら製鉄の博物館(入場料310円)。

※和鋼=たたら吹きにより製造された鋼

ガッツリ勉強系の施設だし松江からはそこそこ遠いので、観光客はまず行かないだろう場所だと思います。

が、3月に八幡製鉄所の眺望スペースに行ってから製鉄についてすごく興味があったので、わざわざ来ました!

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島根と製鉄

  • たたら製鉄:砂鉄を用いて直接 鋼を作る独特の製鉄技術
  • たたら製鉄には大量の炭(広大な山林)が必要
  • 中国山地は古くから良質な砂鉄が埋蔵されている地帯だった
  • 中国地方は森林資源が豊富
  • 江戸時代末期には日本の鉄鋼のほとんど(約80%)が島根で生産されていた

※岩手も良質な砂鉄がとれる地域(→釜石)

鉧(けら)

この中に日本刀などに使われる良質な玉鋼がある。

1つの鉧から日本刀400-500本分の玉鋼がとれる

現代の先端技術でも良質な玉鋼を作ることはできないって言ってたけど、マジ・・・?

日本の近代製鉄のあゆみ

ものすごく勉強になりました!

和鋼博物館はたたら製鉄について相当わかりやすく展示されていて、本当に良い博物館。

ここはもっと知られるべき!

個人的には、

をセットで行くと、人間のマテリアル工学の歴史?(石・鉄・鋼)について学びが深まるなーって思いました。

出雲縁結び空港

安来駅から松江駅に戻り、出雲空港行きのシャトルバスに乗りました(1,050円)。

到着!

飛行機が見える展望レストラン「食事・喫茶 神在」でスサノオラーメンを食べる(880円)

剣(あごのすり身のかまぼこ)が乗ってるだけ

19:20 出雲空港 発

いざ羽田空港へ!(JAL:25,770円)

20:40 羽田空港 着

無事に到着!

これにて2泊3日の島根旅行は終わり!楽しかった

最後までお読みいただきありがとうございました。

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