出雲玉作資料館に行ってみた正直な感想
出雲旅行の中で出雲玉作資料館ってところに行ってきました。
この資料館(博物館?)に行ってみた正直な感想をまとめておきたいと思います。
出雲玉作資料館とは
島根県松江市の玉造温泉街にある、古代の玉作りをテーマにした博物館。全国で唯一の玉作り資料館とのこと。
※出雲は日本で有数の玉生産地だった。
※玉造温泉街の近くには「碧玉(へきぎょく)」と呼ばれる青メノウや赤・白のメノウが豊富に採掘された花仙山(かせんざん)があって、その山麓に玉作りを営む集落が50ヶ所近くあったらしい。
参考:出雲玉作資料館
※全国で唯一って言っているけど、大阪に「難波・玉造資料館」という施設がある。本当に全国で唯一…?
出雲玉作資料館の魅力(見どころ)
行ってみた感想ですが、嘘偽りなく本音を白状すると「魅力が何なのかまったくわからん」でした(ほんとスミマセン)。
玉(勾玉・管玉)をどうやって作ったのか?のイメージが湧くという点で学びがある博物館だったことは確かですが、
そもそも玉(勾玉・管玉)自体がよくわからないものなので、見ても「ふーん…」としか思えませんでした。
玉の実物もキレイと言えばキレイですが、かといって美しさに目を奪われるほどではありません。
玉造温泉のついでに行って、「玉作りの歴史を一応学んだ!」って思えばいいのでは…?って感じです。ネガティブな感想でスミマセン。
ただ、前日に古代出雲歴史博物館に行って「古代の人々はキンピカの金属(青銅器)に心を奪われただろうなあ」って思っていたので、玉と金属を対比させて考えることができたのが良かった。
金属がない時代はキレイな色をした玉に憧れ、金属が流入してきてからは玉よりももっとキレイな金属に憧れたんだろうなあ…って想像できます。
玉作りだけでなく、島根(出雲)の地でたたら製鉄が発達したという事実も面白いなーって思いました。
島根は古代~近世の日本人にとって重要な場所だったんでしょうね。(今は過疎っていますが)