パリ・ロンドン7泊9日旅行記⑦(ハロッズのアフタヌーンティー、帝国戦争博物館)【2023年9月】
2023年9月にパリとロンドンに行ってきました。
旅行の様子をメモっておきます!
7日目
HOTEL RIU PLAZA LONDON VICTORIAの朝食ブッフェ
ロンドンで初のホテル朝食ブッフェ
レストランはレセプションとは道路を挟んで反対側にあります。
※客室エリアをうまく移動すれば外に出なくても行ける
メニューはこんな感じ。どれもおいしそうで安心しました。このホテルはほんとホッとするホテル。
イギリスっぽい豆料理(ベイクドビーンズ)もあった。あんまりおいしくなかったけど
他は全部おいしかったです。ソーセージがむっちゃ大きかった。
一番おいしかったのはキノコでしたー
ヨーグルトやフルーツもおいしかったですー
今見るとフルーツの盛り方きもすぎw
バナナがあるとよかったかな
とにかく、このホテルはレストランも部屋も何から何までキレイ。
今回のロンドン滞在で一番良いホテルだと思いました。
次もここに泊まりたい
関連:HOTEL RIU PLAZA LONDON VICTORIAの宿泊レビュー【ロンドンでおすすめ】
ハロッズへ移動
部屋でグダグダした後、百貨店ハロッズの方向へバスで移動(£1.75 = 320円)
ハロッズはイギリス最大の老舗高級百貨店。あの三越が参考にした百貨店とのこと
うおー!これがあのハロッズか…!って、外装改修中かーい!残念すぎる
ハロッズに来た最大の目的はアフタヌーンティー。まだ予約の時間まで少し余裕があるので、ハロッズの先にある博物館を見学することに。
ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
やって来たのはハロッズから徒歩10分くらいのところにあるヴィクトリア&アルバート博物館(入場料無料)。
ヴィクトリア女王の夫アルバート公が基礎を築いた博物館とのこと。1852年開館。イギリスの博物館はどこも歴史があるねえ
そしてどこも圧巻
とりあえずイスラムエリアを見学。
イスラム圏の美術品ってほんと美しい。つか人間ってほんと面白いよな
今度はイスラム圏にも行ってみよう…!(←そのためには身の安全のために英語力を向上させなきゃだけど)
結局、アフタヌーンティーが迫っているので30分くらいしか滞在できませんでした。全然時間足りない。
しっかり見ようと思ったら丸一日かかるんじゃないかな・・・ってくらい大きい博物館でした。
アフタヌーンティー(@The Harrods Tea Rooms)
いよいよ今日のハイライトであるアフタヌーンティー。
むっっっちゃ奮発して1万円超えのアフタヌーンティーを予約しちゃいました。旅って財布の紐が緩むから怖いよねー
ハロッズの中央エスカレーター。むっちゃかっこいい。つか中東っぽい。なんで?
そしてハロッズの4階にあるのがThe Harrods Tea Rooms
老舗高級百貨店のカフェってことでものすごく豪華な内装。ロンドン金ありすぎ。
緊張する・・・
一応襟付きのワイシャツ着てきました(ただ、どうやらドレスコード的なものはないらしく、まあジーパンとサンダルじゃなきゃなんでもOK!って感じでした。周りのお客さんも割とラフな服装の人が多かったです)
とはいえ、くはー・・・緊張する
こちらがメニュー。普通のアフタヌーンティーをオーダー。
AFTERNOON TEA(£70.00 = 12,804円)
THE HARRODS TEA ROOMS SERVICE 12.5%(£9.62 = 1,763円)
アフタヌーンティーほぼ初なので勝手がわからん・・・この中から選ぶの?
そして店員に「水いる?」って聞かれて、「はいっ…!スパークリングで」って何気なく答えてしまい(←紅茶があるのに)、
すかさずメニューで確認したら、、、
WATER SPARKLING(£6.95 = 1,271円)
なんと日本円で1,000円超え。とほほ・・・
※その後必死にググったところ、ヨーロッパでは水は有料なのが普通だし、日本で言うお通しみたいなものなのでまあ頼むのが普通っぽいです(別に「いらんです!」って断固として断っても大丈夫っぽいけど)
※あとヨーロッパでは普通の水のことをstill waterって言うらしい。水道水はtap water。”still or sparkling?”って聞かれて、本当はstillが聞き取れなかっただけなのにちょっと悩んでいるフリをして、「んじゃsparklingで」って答えた
紅茶が登場。確かイングリッシュブレックファーストみたいな名前のやつ。とりあえずおすすめされたのを頼んだ。おいしい。
Cucumber and avocado gazpacho, parmesan crisp (69kcal)
キュウリとアボカドの冷静スープ(ガスパチョ)。さっぱり!
そしていよいよ例のやつが登場。3段じゃなくて2段なのね
メニューの説明を受けたけど、何が何やらさっぱりわからんかったです
メニューからそれぞれ1つずつ選ぶわけじゃなくて、全部持ってきてくれるのね・・・店員を呼んで「これとこれとこれをください」って言わなくてよかった・・・
左から
- Sliced Cucumber Lemon and mint cream cheese, smoked paprika, tomato bread (192kcal)
- Faroe Island Smoked Salmon Vol-au-vents, fennel and orange mousse, dill (345kal)
- Warm Parmesan Madeleine Sour cream, caviar and chives (185kcal)
- Cacklebean Egg Mayonnaise English asparagus, brioche, black truffle (143kcal)
- Packington Farm Chicken Tarragon croquette, sweetcorn cream, fine herbs (83kcal)
ナイフとフォークで皿に移す瞬間が一番緊張するよね。。
トリュフいい香り!すごい!
今までトリュフってあんまり好きじゃなかったけど、これはすごいおいしかった。
キャビアこれ!
全部おいしい
皿が汚くなってきたのでここからは個別の写真なし
サンドイッチ等のしょっぱい系のメニューを食べ終わったところで、店員さんに「もっとサンドイッチいる?」って聞かれました。
あとでわかったんですけど、いくらでも追加料金なしでおかわりできるみたいです。
そして突然始まったピアノ演奏。これがヌン活かー
次はデザート。左から
- 100% Chocolate Choux Chocolate choux, Harrods grand cru chocolate cremeux, milk chocolate chantilly, cocoa pulp gel (208kcal)
- Treacle Tart Classic treacle tart, orange and mango gel, clotted cream chantilly (120kcal)
- Vanilla Entremet Vanilla shortbread, vanilla cremeux and mousse (202kcal)
- Fig and Hazelnut Sphere Hazelnut mousse, fig compote, hazelnut sponge and crunch (146kcal)
トリークルタルト(Treacle tart):砂糖の精製中に作られた結晶化されていないシロップ(treacle)を使ったイギリスの伝統的なデザート。上にのってたクロテッドクリームがむっちゃおいしかった。
ショートブレッド(Shortbread):小麦粉・バター・砂糖を使ったスコットランドの伝統的な菓子。ちんすこうみたいなやつ。
fig(イチジク)
デザートを食べている途中でスコーンが登場。むっちゃおいしそう。
Plain and raisin scones with clotted cream and Harrods jam (269kcal)
クロテッドクリームがむちゃおいしかった。
ナイフを使わずに手でスコーンを割ったところまでは良かったものの(←直前に食べ方を調べた)、半分に割ったスコーンにクリームとジャムを乗せてそのままかぶりつくという失態をさらしてしまう非常識っぷり。こういうところで人生経験の乏しさが露呈するのよね。
かぶりついた直後、「かぶりつくのってなんか汚くない?」って急に不安になり、調べたところ・・・かぶりつくのはマナー違反らしい。
一口サイズに割って(←かといって割すぎてボロボロにならないようにして)、パクッといただくのがマナーなんだと。へえー
※ちなみにスコーンも無料でおかわりできるらしい(持ち帰りも可能)。ロンドンは太っ腹ですわ
ごちそうさまでしたー
ほぼ初のアフタヌーンティーが1万円超えの高級なやつでものすごく緊張しましたが、いろいろと勉強になりました。
ちゃんとメニューに載っている食材を見て一つ一つ調べながら食べると学びになりますね。あと舌が敏感になってより味わえる感じ。
お値段は合計で£86.57。すかさず円換算してぶったまげました・・・くはー・・・(約16,000円)
「ロンドンの老舗高級百貨店の上の方にある高級カフェで1万円超えのヌン活をした」っていうネタができたから良しとしよう・・・
摂取カロリーは1,962kcal…おそロシア。。。ちなみにウェイターさんはゼレンスキー大統領みたいな顔でした。
ハロッズ(Harrods)
アフタヌーンティーの後は百貨店ハロッズを散策
日本にある百貨店とほとんど同じ。ってか日本の百貨店がハロッズを真似したっぽい。
フロアは見通しが悪く、迷路みたい。中央エスカレーターの場所がわからなくてマジで道に迷いました。
この道に迷う感じが、百貨店のターゲットである女性を消費行動に向かわせるらしいです。あえてこういう設計にしているらしい。
一方、テナント料で儲けるショッピングモールは見通しを良くする設計で作られているっぽいです。これは僕の予想ですが。GINZA SIXなんかその典型だと思う。
値段は日本のものと大して変わらなかったかな
そして日本の百貨店の地下(デパ地下)には食料品コーナーがありますが、
ハロッズでは日本で言う1階部分(グラウンドフロア)に食料品コーナーがありました。
地下は本屋とかお土産屋さんとか。
地下鉄でテムズ川の南側へ移動
ロンドンのシティ方面(ロンドン塔とかがあるところ)に行く予定でしたが、思ったより時間が押してしまったのでシティ方面の観光は今回は諦めて
テムズ川の南側にある帝国戦争博物館へと向かいます。
地下鉄the Tubeで移動(£2.70 = 493円)
本当にチューブ状になってるのね。
※ロンドンの地下鉄は世界最古の地下鉄
帝国戦争博物館(Imperial War Museum)
到着!
入場料無料
帝国戦争博物館の展示は主に3つ
- 第一次世界大戦
- 第二次世界大戦
- ユダヤ人のホロコースト
第一次世界大戦で兵士を募るポスター
そしてガスマスクをつけたり大砲を打ったり塹壕で戦ったりして、
PTSDになった兵士たち
第一次世界大戦では味方同士だったイギリスと日本ですが、
第二次世界大戦では日本は敵国。
中国人と日本人を見分ける方法
そしてホロコーストの展示エリア。ここは写真撮影禁止。
さっきまでのフロアも静かでしたが、誰も喋らず黙々と見学していてより一層静かでした。
ユダヤ人が酷使されている様子をみんなで野次馬的に眺めている写真があったんですけど、ほんと人間って残酷ですよね。素晴らしい芸術を作り出せる生き物である一方で。
骨と皮だけになったユダヤ人の死体の(そしてその死体をひたすら片付ける)映像も見てて本当につらかった。
ホテルへ
帝国戦争博物館からビッグベンの横を通るルートで徒歩で移動
HOTEL RIU PLAZA LONDON VICTORIAに預けていた荷物を受け取りに行きます。
次ビッグベンを見れるのはいつだろう・・・寂しいー
ウェストミンスター大聖堂
ホテルに戻る途中で、一昨日入ったウェストミンスター大聖堂にまた入ってみた
そしたら儀式の最中だったらしく、奥の方から少年?の美しい歌声が聞こえてきました。
教会音楽を生で聴くのは初めてだったので、ついつい前の方の席に着席して聞き入ってしまう
そしたら急にみんな立ち上がったり跪いたり一緒に歌ったりし始めて、あたふた・・・
クリスチャンじゃない人が来るタイミングじゃなかったっぽい
とりあえず流れに合わせて僕も同じような動きをしつつ退出するタイミングを伺う
途中、なんか薄っぺらい食べ物を配り始めたタイミングで退出
茶化すようなことしてすみませんでしたー・・・でも教会での儀式を生で見たのは初めてだったので、良い経験をさせてもらいました。ありがとうございます。
HOTEL RIU PLAZA LONDON VICTORIAで荷物を受け取って、次のホテルへバスで移動(£1.75 = 320円)
パーク・インターナショナル・ホテル(Park International Hotel)
到着!
ロンドン滞在最後のホテルは、ケンジントン地区にあってヒースロー空港に電車1本で行けるホテルのうち、安めのところを選びました。
とは言っても£169.20 = 30,933円と、それなりの値段ですが・・・
ロビーはこんな感じ。かなりキレイ
ロビーから廊下まで、なんか良い香りがする。
部屋はこんな感じ。うわー狭い
昨日泊まったホテルと比べるとどうしても見劣りしてしまう。
ロンドンらしく年季の入ったホテルって感じ。最上階の5階の部屋だったので、壁が斜めになっていました。。
水回りはこんな感じ。清潔は清潔
まあ安いし悪くはないホテルだとは思ったかな。決して良いホテルとは言えないけど。
ロンドンのホテルはどこも年季が入ってるし値段が高すぎなんだよね。
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