前回の氷河地形に続き、サンゴ礁地形についても、覚えるべきことはほとんどありません。
Profile
千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。
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サンゴについて
サンゴが何なのか?は意外に見落としがち。暗記する必要はないですが、以下、理解はしておきましょう。
サンゴとは
サンゴはクラゲやイソギンチャクに近い動物。固い骨格を発達させる。サンゴは体内に褐虫藻(かっちゅうそう)という藻類を共生させているものがいて、そのようなものを造礁サンゴ、強制させていないものを宝石サンゴと呼ぶ。
- 造礁サンゴ:体内に共生藻を持ち、この共生藻が光合成でエネルギーを得る。そのため、造礁サンゴは水深が浅く海水の透明度が高い熱帯・亜熱帯の海域に生息する。造礁サンゴが海面近くまで積み重なった地形をサンゴ礁と呼ぶ。
- 宝石サンゴ:体内に共生藻を持たず、光合成でエネルギーを得ないため、深い海に生息する。枝状に成長する。
サンゴの機能
サンゴ礁は多様な水産資源の産卵・生育場所となっているほか、自然の防波堤として機能し、沿岸地域を浸水や土砂流出から守っている。
白化現象
近年、サンゴ礁の白化現象が問題となっている。海水が高温になることでサンゴに負荷がかかり、体内の共生藻を失って白くなる現象。地球温暖化などにより海水温の上昇が長期間続き、白化現象が継続すると、サンゴは死滅してしまう。
代表的なサンゴ礁地形
代表的なサンゴ礁については、覚えておきましょう。
ポイントは、サンゴ礁は主に各大洋の大陸東岸に多く分布しているという点です。各大洋の西側(大陸東岸)は、暖流が流れ込んで水温が高くなるので。
ヨーロッパ・アフリカ
アジア・オセアニア
- モルディブ(環礁が多く、世界的なリゾート地になっている)
- 日本の南西諸島
- オーストラリア北東部にあるグレートバリアリーフ(大堡礁)
- マーシャル諸島(ビキニ環礁はアメリカ軍による核実験場として利用された)
- ニューカレドニア(ニッケルの世界的産地)
- フィジー(イギリス植民地→サトウキビ農園の労働者としてインド系が連れてこられた→インド系が多い:約4割)
- ツバル(国土全体がサンゴ礁の環礁で、水没の危機に瀕している)
- ナウル(世界で3番目に小さな国。サンゴ礁でできている)
オーストラリア北東部にある世界最大のサンゴ礁(グレートバリアリーフ)。漢字では大堡礁。(2023.7撮影)
北アメリカ・南アメリカ
- カリブ海周辺
- アマゾン川の河口付近は水が汚いためサンゴ礁はあまり分布しない
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千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。