ゼッタイ覚える小地形【火山地形】

モチオカ(望岡 慶)

覚えることが多く大変ですが、頑張りましょう!

単に名称や場所を覚えるだけでなく、いろんなことに関連付けて覚えるのがコツです。

※なぜ「つなげる」ことが重要なのかというと、人間の理解の本質が「関連付け」にあるからです。人間は、自分がすでに持っている知識や知っている言葉に関連付けることでしか、新しい物事を理解できません。

モチオカ
モチオカ
社会科ブロガー
Profile
千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。
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火山が多い場所

ヨーロッパ・アフリカ

  • アイスランド(←「氷と火山」と言えばアイスランドと覚える:広がる境界)
  • イタリア(←かつてポンペイを埋没させたヴェスヴィオ火山とセットで覚える)
  • アフリカ大地溝帯(←火山灰土壌を使ったコーヒー豆栽培が、エチオピアやケニアで盛ん)

アジア・オセアニア

  • 日本(←カルデラの代表例である熊本県の阿蘇山は試験によく出る)
  • インドネシア(←火山灰土壌を使ったコーヒー豆栽培が、スマトラ島で盛ん)
  • フィリピン(←台風も地震も火山活動もあって、ほんと過酷な地域)
  • ニュージーランド北島(←地熱発電所がある)
  • ハワイ(←ホットスポットとプレートの移動により生まれた。コナコーヒーが有名。ハワイは世界で数少ない、先進国でコーヒー豆を栽培している地域)

北アメリカ・南アメリカ

  • パナマ地峡周辺(←火山灰土壌を使ったコーヒー豆栽培が、ホンジュラスやニカラグア、コスタリカ、パナマで盛ん)
  • コロンビア(火山灰土壌を使ったコーヒー豆栽培が盛ん)

火山の形状

以下の具体例は絶対に覚えましょう。

楯状火山

  • ハワイに多い(キラウエアが有名)

成層火山

  • 富士山(日本)

溶岩円頂丘(溶岩ドーム)

カルデラ

熊本県の阿蘇カルデラ(2022.7撮影)

火山地形と人間の生活の関係

農業との関係

  • 火山灰でできた肥沃な土地が農業に向く。
  • 九州南部には、火山灰が堆積しているシラス台地が広がっている。シラスは水はけが良すぎて稲作には不向きであるため、代わりに畑作や畜産が盛んに行われる。(→だから宮崎は地鶏、鹿児島は黒豚が有名)
地鶏(宮崎)(2022.6撮影)
黒豚(鹿児島)(2022.7撮影)
熊本県の阿蘇カルデラでは「あか牛」の放牧が盛んです(2022.7撮影)
九州地方の農業をわかりやすく
九州地方の農業をわかりやすく

黒ボク土との関係

テストで満点を目指す人向け。やや細かい内容です。

  • 黒ボク土は火山灰に由来する無機物と、植物の遺骸などからできた腐植を多く含む土壌。日本やニュージーランドなどの火山帯に広く分布している。ふかふかで適度に柔らかく、保水性と通気性のバランスが良いという特長がある。
  • しかし、強い酸性であることが弱点。この弱点を補うため、石灰をまいて土壌を中性に近づけたり、リン酸を多めに含んだ肥料を施したりする必要がある。
  • 高度経済成長期以降、化学肥料の普及によってリン酸を安定的に供給できるようになったことで、黒ボク土を本格的に農業用地として利用できるようになった。
黒ボク土(2025.4撮影 @国立科学博物館)
テラローシャ、レグール、テラロッサ、黒ボク土とは?【間帯土壌】
テラローシャ、レグール、テラロッサ、黒ボク土とは?【間帯土壌】

観光との関係

  • 温泉や景勝地として観光資源になる

エネルギーとの関係

  • 地熱発電に利用できる

自然災害との関係

  • 火山活動による災害のリスクが高い(火山灰、火砕流など)
運営者
モチオカ
モチオカ
社会科ブロガー
千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。
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