地理の勉強をするにあたって、世界地図を頭に入れる必要があります。大陸の形とか、配置とか、位置とか。
とは言っても、完璧な世界地図を頭に入れるのは無理です。人間の能力的にも時間的にも無理だし、そもそも無駄です。カムチャツカ半島の正確な形と正確な位置なんて、覚える必要はありません。
受験地理に割くことができる時間は限られています。なので、ポイントをしぼって、大まかな世界地図を頭に入れる。この意識を持つことが大事です。
では、どこがポイントなのか?定期テストをこなす上で、共通テストで9割を取る上で、東大地理で8割取る上で、最低限どれくらい頭に入れればいいのか?そのあたりを解説します。
Profile
千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。
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略地図
略地図は、教員だったら描けなきゃダメですが、学生は必ずしも描けるようになる必要はないです。
もちろん描けた方がいいに決まっているし、練習にそこまでの時間はかからないので描く練習をしてもいいです。が、受験地理の問題を解く上では、世界地図がなんとなくわかっていれば十分です。「略地図を描け」っていう問題は出ないので。
※一応、略地図のおすすめの描き方をまとめたブログ記事を添付しておきます。
略地図はわりとどうでもいいですが、地図に関して、知識として頭に入れておいた方がいいことはあります。
以下は全部大事なので、特に太字箇所を作ることはしません。全部覚えてください。
赤道が通るところの重要ポイント
以下のポイントを頭に入れておけば、何本か線が引いてあって「赤道はどれか?」という問題を間違えることはなくなります。
南アメリカ大陸
- エクアドルを通る
- アマゾン川の河口を通る
- ガラパゴス諸島はほぼ赤道直下
アフリカ大陸
- ギニア湾のやや南の「くびれ」を通る
- ソマリア半島に少しかかる
東南アジア
- スマトラ島を通る
- シンガポールは赤道より少し北
- kみたいな形のスラウェシ島を通る
緯度・経度の重要ポイント
以下のポイントを頭に入れておけば、いろんな国や地形などの位置関係を問われた時でも、推測しやすくなります。
緯度
日本
- 日本列島(北海道、本州、四国、九州)の緯度は北緯30〜45度
- 沖ノ鳥島まで入れると、日本の緯度は北緯20〜45度
- イランの首都テヘランの緯度は北緯35度で、東京とほぼ同じ
アフリカ
ヨーロッパ
- アイスランドは北緯65度で、島の上部を北極線(北緯66度ちょい)がかすめる
北アメリカ
南アメリカ
- 南アメリカ大陸の南端と南極の間を南緯60度線が通る
オセアニア
- 南緯40度線がオーストラリア大陸とタスマニア島の間(バス海峡)、ニュージーランド北島を通る
- ニュージーランドの緯度は日本とほぼ同じ(南北は逆転)
経度
日本
東南アジア
- インドネシアとパプアニューギニアの国境は東経141度
ヨーロッパ
- 本初子午線がロンドンを通る
- ウラル山脈(ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分ける)の経度は統計60度
運営者

千葉の公立中・公立高から、1年間の浪人を経て東大へ(文3→教育学部→大学院教育学研究科)。公立中学校の教員になった後、数年で退職。現在はブロガーとして生計を立てて8年目。★学生時代から教員時代にかけて、ずっと引っかかっていたのは、学校で学ぶ社会科と現実の社会とのギャップ。教科書を理解しても、ニュースを理解できない。このギャップを埋めたくて、今も社会の勉強を継続中。★目標は「世界一の社会科教員」——教えるのがうまい人ではなく、「この人といると自分も学びたくなる」そう思ってもらえる存在——になること。