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兵庫 神戸旅行2泊3日のリアルタイム記録③【2023年6月】

モチオカ(望岡 慶)

2023年6月の神戸旅行に関する自分用のメモです!

※旅行しながらメモった文章です

1日目はこちら

2日目はこちら

3日目

カンデオホテルズ神戸トアロードで朝食

ホテルの朝食ビュッフェ。昨日とメニューはほぼ同じ。

新開地

元町駅から阪神線に乗り、新開地駅へ(130円)

新開地は明治時代に行われた湊川の付け替え・埋立により誕生したエリア。

※湊川公園付近は湊川の戦いの舞台

この商店街は湊川の旧流路に作られたものらしいです。へー

新開地は1960年代までは神戸一の繁華街・オフィス街だったとのこと。

戦後復興の中で三宮周辺の整備が優先されたため、新開地は復興が遅れ、市の中心街の地位を三宮に奪われてしまったようです。

※神戸駅に近い新開地が発展したのは理解できるけど、なんでそもそも神戸駅(←1874年開業)はこんなところに作られたの?って気になった。ので、調べてみた↓

どうやら、神戸駅の位置は兵庫津(神戸港が開かれる前に発展していた港)と居留地の中間にしよう!ってことになったっぽい。たぶん住民と外国人の双方に配慮したんだと思う。ここなら神戸港から離れすぎてもいないから、大阪と物資をやり取りする際も不便じゃない。

ところが、神戸港がどんどん発展していき、神戸駅よりも東側の方(元町→三宮)が栄えていった。

山手方面へ

三ノ宮駅に戻り(140円)、今度は駅の北側の山手方面へ。北野異人館街を目指す。

イスズベーカリー 本店

北野異人館街への道中にあるイスズベーカリー本店へ。神戸創業の老舗パン屋。

トレロンっていうパンが有名らしいんだけど、

朝9時で早すぎたからか売ってなかったー・・・ショック

仕方ないのでチョコドームっていうパンを買いました(値段忘れた、200円くらい)

おいしかったけど、味はまあ予想通りというか普通というか・・・

北野異人館街へと向かう坂道を大量の若者がゾロゾロと歩いてたんだけど、どうやら坂の上にある専門学校に通う学生だったみたい。

スターバックス 神戸北野異人館店

むっちゃおしゃれなスタバを発見。ここやばすぎ。

明治40年に建築された住宅(当初はアメリカ人が所有)を阪神淡路大震災後に解体・移転したものとのこと。

建物の中まで素敵。感動!今までに入ったスタバの中で一番いいかも。

時間がなかった(←帰りの便の時間的に)ので今回はお預け・・・。また神戸に来たら行こう

北野異人館街

北野異人館街に到着。

ここ神戸港の開港後に外国人が住んだエリア。

(背景)本当は外国人は居留地のみに居住する約束だったんだけど、日本が居留地を整備するのが遅かったため、例外的に山の方にも外国人の家を作っていいよってことになった

そういえば長崎の居留地も丘の上にあったような・・・

生田神社

北野異人館街から元町の方に戻る道中に生田神社があったので寄ってみた。

三宮という地名と関係している神社。

元町高架通商店街

1日目にビックリした高架下にズラッと並ぶ建物。商店街になっていました。すご。

戦後、ここに闇市ができたらしい(←高架橋は壊れずに残ったため、高架下に市場ができた)

神戸華僑歴史博物館

南京町の南にある神戸華僑歴史博物館へ。

神戸にやってきた中国人について学べます。入場料は300円。

1フロアのこじんまりとした博物館だけど、じっくり見ると30分はかかるかなって感じ。

以下、ここで学んだこと↓

神戸港が開港になったものの、中国(清国)と条約を結んだわけじゃなかったので、中国人は西洋人の使用人や召使いとして神戸に来たらしい。へー

彼らは居留地に住むことはできなかったので、日本人との雑居が許された居留地の西側のエリアに住み着いた。それが南京町のルーツ。

条約を結んだ欧米人の雑居は許されず、条約を結んでいない中国人の雑居は許されたのって、日本人にとって中国人は馴染みがあるから・・・?よくわからん

→1871年に日清修好条規が結ばれて、華僑の貿易・居住が認められた(理事府=領事館が設置された)

神戸には広東省出身の貿易商がたくさんやってきた。彼らは従業員の食事をまかなうために専属の料理人を雇っていた関係で、神戸に中国料理がもたらされた。

ちなみに日本人が中国料理を食べるようになったのは日中戦争以降で、日本人が中国に渡って中国の食文化に触れたことが背景にあるみたい。なるほど勉強になるわー

マッチ産業の発展の背景には華僑の存在があった。

南京町は戦時中に空襲を受けた。復興がなかなか進まない中、朝鮮戦争勃発により神戸は軍需物資集積地になる。

→南京町にはアメリカ軍の兵士や外国貨物船の乗組員向けの外人バーができ、危険な雰囲気のするエリアへと変化。

コンテナ輸送の発達により、外国貨物船の乗組員が減ったり彼らの日本での滞在時間が減ったりした。

その結果、戦後に外人バーで栄えた南京町も元気がなくなる・・・

→1970年代頃から南京町の再開発が始まり、観光スポットとして整備された。で、今に至る。

神戸にやってきた中国人の中には、留学生のために(?)日本で日本語学校を開設する人も

むっちゃ勉強になった!

13:00 神戸空港発

三宮駅からポートライナーで神戸空港へ(340円)

全国旅行支援のクーポンを使って、上島珈琲店でソフトクリームを食べ(570円)、ユーハイムのクッキーを買う(1,080円)。

どっちも神戸発祥。初めて知った

スカイマークの飛行機に乗り込み、いざ羽田へ!

14:15 羽田空港着

無事に羽田に到着!

楽しかったー。神戸についてガッツリ学んだ3日間でしたー

最後までお読みいただきありがとうございました。

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