世界の林業:どのような場所で林業が盛ん?
モチオカ(望岡 慶)
モチオカの社会科プラス
教科書に出てくる「一次エネルギー」と「二次エネルギー」という言葉。いまいちピンとこない人も多いのでは。
そもそも、一次エネルギーと二次エネルギーとは何を指しているのか?
なぜわざわざエネルギーを加工して使う必要があるのか?
この記事では、一次エネルギーと二次エネルギーの違いをわかりやすく説明する。
人間は自然の中にあるエネルギー源からエネルギーを取り出して、活用して生きている。
たとえば
など。
でも、これらはそのままでは使いにくかったり、運びにくかったりする。
そこで人間は、自然の中に存在するエネルギー(=一次エネルギー)を、人間が使いやすい形に加工・変換して(=二次エネルギー)活用している。
二次エネルギー | 加工元(一次エネルギー) | 具体例 |
---|---|---|
電力 | 石油・石炭・天然ガス、水力、風力、太陽光、原子力など | 家庭・工場・オフィスなどで使用 |
ガソリン・軽油 | 石油 | 自動車・トラックの燃料 |
都市ガス | 天然ガス | ガスコンロ、給湯器など |
現状、電力が最も使いやすいエネルギーの形態。電力に勝るエネルギー形態は今のところ存在しない。
しかし、電力には保存しにくいという弱点と、一気に高出力を出しにくいという弱点がある。
そこで、電力の弱点を補う形で、化石燃料を加工して作ったガソリンや軽油、都市ガスなども使用されている。
なぜ電力は人間にとって便利なのか?メリット・デメリットをわかりやすく