授業づくり

【社会科】「活動あって学びなし」を防ぐための対策

モチオカ(望岡 慶)

社会科の授業で生徒にディスカッションや探究をさせる。

その際「知識なしに、思い込みとか妄想とかで適当に考える」のではなく、「ちゃんとした知識・事実に基づいて考える」を実現したい。

ふと「課題(考える課題)をこんな感じで設計すればいいんじゃないかな?」と思いついたので、忘れないようにメモしておく。

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【対策①】レポート課題の工夫

レポートの前半は正誤問題

A3くらいの大きめの紙を使って、前半に「あるテーマについて考えるために必要な前提知識を確認する問題」を載せる。

後半は原稿用紙で、ここに生徒が「自分の考え」を書く。

要するに、レポート用紙の前半は定期テスト的な「正解のある問い」で、後半は「自分の考えを書く小論文」って感じ。これを単元末とかに実施する。

正誤問題の正答率をレポートの評価に連動させる

で、ポイントは採点方法。「ちゃんとした知識・事実に基づいて考える」ってのを促したいわけだから、前半の「前提知識を確認する問題」の正答率を「自分の考えを書く小論文」の評価に連動させる。

式で表すと↓

「前提知識を確認する問題」の正答率 × 小論文の評価 = 課題の評価

どうよこれ?結構よくないか???

例えば、「前提知識を確認する問題」が5問、小論文の評価をA〜Dが4段階で、「前提知識を確認する問題」の正答率が80%(4問正解)、小論文の評価がA(100点)だとしたら、全体の評価は0.8 × 100 = 80点になる。

「前提知識を確認する問題」の正答率が低いと、どれだけ小論文の質が良くてもそれは「知識に基づかない妄想」なので評価は低くなる。っていう設計。

「前提知識を確認する問題」があまりにも難しいと全体評価が低くなりやすくなってしまうので、難易度はほどほどに。これはわかってないと議論できませんよね…!っていう超基礎知識を確認する。

こうやって「知識の正確さ」と「意見の質」を連動させて評価すれば、「知識なしに、思い込みとか妄想とかで適当に考える」ではなく、「ちゃんとした知識・事実に基づいて考える」を促進できるんじゃないかな。

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